今日から新社会人になる皆さん、おめでとうございます。
社会人1日目、不安と期待が入り混じる時間を過ごしている人は多いはず。しかし、毎年SNS上では初日から遅刻してしまったことを告白する書き込みが見られる。
出社時間であれ、打ち合わせであれ、社会人として遅刻はあるまじき行為である。しかし、そういうことはどうしても起きてしまうものだ。そんなときに先輩たちはどのように「言い訳」を並べるのだろうか。新刊JP取材班が聞いてみた。
■30代営業マンAさんの言い訳は「前の商談が長引いた」
仕事柄、社外の人と会うことの多いAさんだが、どうしても商談に間に合わないという時に使うのが(1)「前の商談が長引いた」というもの。確かに、他の会社が絡んでくると、相手も強くは出られないのかもしれない。
また、(2)「電車が遅れた」(3)「道路が渋滞していた」というのも、首都圏では言い訳としてリアリティーがあるそう。このほかにも、複数人で訪問予定の時に、「同行するもう一人が遅れているから、彼を待って一緒に訪問する」という言い訳もあるとか。毎日何件ものアポイントをこなしていると、なかなか全て予定通りの時間には回れないものなのかも。
■30代事務Bさんの言い訳は「体調不良」
Bさんは、基本的に遅刻する時は何らかの(4)「体調不良」を理由にすると言う。
「体調不良」といえば、もっともポピュラーなのが(5)「腹痛」。あまりに古典的すぎて遅刻の言い訳としては使いにくいような気がするが、Bさんいわく「だからこそいい」。
遅刻だけでなく何かをサボる時の定型句のようになっている「腹痛」だからこそ、仕事に遅れる時に使うと「こんな使い古された文句をわざわざ言い訳に使うわけがない。本当に腹が痛いんだろうな」と、かえって説得力が増すのだとか。ただし、相手にもよるので気をつけて使うべし。
この他にも、こんな言い訳が並んだ。
(6)「洗濯機のホースが外れて部屋が水浸しになってしまった」(20代・男)
(7)「身内に不幸があった」(30代・男)
(8)「家庭の事情で遅れてしまった」(20代・男)
ただ、当たり前のことだが、遅刻はいけないこと。やむをえず遅刻してしまったら正直に理由を話すべきだろう。
もし、今日遅刻をして「やっべえ」と思っていたり、遅刻した同僚を見て「うわ、自分も遅刻したらどうしよう」と思っている人は、うまい具合の言い訳を用意しておくことも、処世術の一つなのかもしれない。
『「グズ病」が完全に治る本―スグやる!「言い訳」はしない生活へ!』(S. ロバーツ著、伊東明訳、三笠書房刊)には物事を先延ばしにしたり、約束に遅れがちなグズグズ癖をなくす秘訣が紹介されているので、参考にしてみてはどうだろう。
(新刊JP編集部)
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※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。