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「仕事の受け手が求めているはたらきは何か?」を見誤らないためにも、フレームワークを自分で作り、求められていることを適切に提供していくことが大切なのだ。
■これからの時代を生き残るために、仕事の精度をいかに高められるか
人は基本的に経験から学ぶ生き物である。しかし、経験から法則を見出し応用できなければ、同じ経験則をただ繰り返すのみで、すぐに立ち行かなくなるのは自明だ。
しかし、学習の仕方さえ覚えていれば、目的に近づくために精度が高い努力を積むことができる。『ひとつ上の思考力』で安澤氏が主張するダブルループ学習は合理的かつ、生産性の高い方法といえる。
ちなみに、この記事でも「目的」と「目標」の2つの言葉を使っているが、その意味は明確に違う。本書の定義を参考にするなら、目的は目指している方向の先にあるもの、目標は具体的な数値(成果)として設定をする通過点と考えておくといいだろう。
目的…営業力のレベルを上げる
目標…相談を30件受ける
このような感じだ。
ここ最近、日本人の「生産性」の低さについての議論が活発になっている。確かに「生産性」が低いのだろうが、何をもってして「生産性が高い」「生産性が低い」と言えるのだろうか? もし、その定義を問われた時に、迷ってしまった人は本書を参考にしてみてほしい。
(新刊JP編集部)
※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。
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