ひとり旅、ひとりカラオケ、ひとり焼肉……。今、ひとりの時間を楽しむ人が増えています。とくに女性に人気なのが「ひとり飲み」。「人と飲むのもいいけど、自分のペースで気ままにゆったり飲むのもいいよね」という人が多くいるようです。
人気ブログ「カリッとした毎日。」の管理人・カリッとした毎日。さんの著書『ひとりぜいたく晩酌帖』(セブン&アイ出版刊)は、そんな方々にぴったりな、“ひとり晩酌”の魅力が詰まっています。
本書は、カリッとした毎日。さんが毎日のように楽しんでいるひとり晩酌の記録やエピソードをまとめたもの。ひとり晩酌の気ままさ、楽しさ、ぜいたくさが綴られています。
ひとり晩酌の習慣がある人は「そうそう」「わかるわかる」と共感できるところが多くありつつ、「こんな楽しみ方もあったのか」なんていう発見も。この習慣がない人も、「ちょっとやってみようかな」となるかもしれません。
「今夜の晩酌が待ち遠しくなるような、とにかくさっさと家に帰りたくなるような、何かちょっとしたつまみを作りたくなるような、酒飲み心をくすぐる一冊になっているのではないかと思います。そして、ひとりの食事が苦手、お酒は好きだけど家でひとりで飲むのはなんだか味気ない、そんな風に感じている方に、あれ? なんだかひとり晩酌ってちょっと楽しそうだぞ? なんて興味を持ってもらえたら、とてもうれしいです」(本書まえがきより)
寒い今の時期なら「鍋と焼酎」、春になったら「新玉ねぎと日本酒」、夏は「ビールととうもろこし」、秋はやっぱり「さんまと日本酒」……。などなど、晩酌はお酒を飲みながら季節を感じられるもの。読むとそれぞれの季節の晩酌風景が浮かんできます。また、エッセイとともに、紹介されているその日のおつまみメニューも、簡単に作れ、お酒がすすんで魅力的。簡単だからこそ、ストレスなく毎日楽しく続けられるのです。
「晩酌している最中はもちろん、今日は何をアテにどんな酒を飲もうかと考えるのも、買い出しに行く時間も、いい。さほど手の込んだつまみでなくても、ほんのりとうまいものがいい。季節ごとに店頭に並ぶ食材を使ったつまみを準備する些細な手間でさえ、今宵の晩酌のためならば苦にならないというものです。」(本書まえがきより)
ゆったり、のんびり、まったり、ゆるゆる。ひとり晩酌は、そんな大人だからこそできる自由気ままな楽しみ。あなたも、新しいひとり晩酌の世界をのぞいてみると新たな毎日の楽しみができるかもしれません。
(新刊JP編集部)
※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。