「社長という病」がある!? 日本の経営者の多くが「都合のいいことしか信じなくなる」ワケ


「稼いでも、稼いでも、不安は消え去らない」と富樫氏は言う。

 ビジネスの先行きへの不安と気持ちを分かち合える人がいない孤独は、経営者の心を確実にむしばんでいく。

 これを踏まえると、ぜいたくな飲食や愛人といった派手な生活スタイルには別の意味があるのかもしれない。富樫氏はこうした経営者の行動は「逃避に近い」としている。

 自分の肩に家族や従業員の生活がのしかかる重圧は、実際に社長を経験した人間にしかわからない。それでも将来起業したり経営者を目指したいなら、どん底を味わった末に再起を果たした著者による「社長という病」の克服法は大きな学びとなるはず。そして、今まさに「病」にかかっているのなら、本書は格好の処方箋になるだろう。
(新刊JP編集部)

※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

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