なかなか二度目のデートにこぎつけられない。そんな男性は多いのではないだろうか。そして、その原因が「会話」にあるのも自分自身で気づいているはず。
とはいえ、話が続かないし、なんとなくしか盛り上がらない。一体どうすれば……。
そんな婚活中の恋愛ベタ・話ベタな男性にアドバイスを送る一冊が、『男の婚活は会話が8割 「また会いたい」にはワケがある!』(青春出版社刊)の著者であり、3日に1組を結婚させる婚活アドバイザーの植草美幸氏だ。
本書では、女性に「また会いたい」と思ってもらえる男性になるための婚活会話のコツとツボが紹介されている。
■もしかしたらやってるかも? すべきではない婚活会話
「忙しい自慢は嫌われる」というのはよく聞く話だが、ついつい話してしまうのが男のサガ。もちろん忙しい自慢は嫌がられるが、「すべきではない」婚活会話はほかにもあるのでご紹介したい。
男性が勘違いしやすいのは「言わなくても伝わっている」と思っていること。しかし、それは思い込みであり、実際は「まったく伝わっていない」と考えたほうがいい。実は「プロポーズをされたことに気付かなかった」という女性がとても多いのだそうだ。
たとえば、「あなたとの結婚を考えています」と一世一代のプロポーズをしたとしても、女性には「結婚を考えてるんだ~」程度にしか伝わっていない。プロポーズをするなら、「僕と結婚してください」と堂々と言うことが大切だと著者。女性に伝えたいことは一から十までハッキリと言う。それでようやく半分くらいは伝わっていると考えるくらいがいいという。
また、女性と話していて「この話、オチがないな」と思う男性は多いかもしれない。ただ、そこで「でも、それって○○なんじゃない?」と正論を言ったり、アドバイスをするのは逆効果でしかないと著者はアドバイスする。
女性はただ話を聞いてほしいだけで、明確な答えは求めていない。男性のように、理論的は説明や問題解決法を求めているわけではないのだ。何か相談事や悩み、愚痴を言ってきた場合は、最後までは話を聞く。最後まで聞いて、ねぎらいの言葉をかけるだけで十分なのだ。
会話は「婚活のエンジン」と著者は言う。なぜなら、会話がなければ婚活は動き出さないし、デートもできないからだ。
会話が続かない。話していて楽しくない。と、女性に思われないためにも、二度目のデートに繋げるためにも、会話のテクニックを学んでみてはどうだろう。
(新刊JP編集部)
※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。