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「読むだけ」で終わらない 人生に生きる読書の7つの技法

新刊JP
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※画像はイメージ(新刊JPより)。

 どれだけ本を早く、たくさん読んだとしても、「読む」だけで終わりにしていては知識や情報が増えるだけ。そして知識は持っているだけではもったいない。できることなら知識を生かして、人生の選択肢を広げたり、多様な考え方を理解したり、誰かの助けになったりしたいもの。それが読書を人生に活かすということだ。

「読むだけ」で終わらない 人生に生きる読書の7つの技法


 もっと読書を人生に活かすためには、目的を明確にして本を読み、「これはいいかな」「効果がありそうだな」と思うメソッドを見つけたら実践し、効果を検証すること。そんな読書法をオススメするのが『「読む」だけで終わりにしない読書術 1万冊を読んでわかった本当に人生を変える方法』(本要約チャンネル著、アスコム刊)だ。

 本を読む目的を明確にし、自分にとって最高の1冊を見つける「目的型読書」、効率よく本を読み、実践しやすい状態をつくる「ドーパミン読書」「ランニング読書」「能動型読書」「分散型読書」「マインドセット読書」。そしてこの読書術のゴール地点ともいえる「レコーディング読書」の7つの読書術を活用し、本から得た知識を実践し、生活の質を高め、人生を変えることができることを本書では目的としている。

 では、それぞれどんな特徴のある読書術なのか。

・目的型読書

 本を選ぶ前に、本の要約サイトを活用し、本を読む目的を具体化・明確化する。本の表紙や帯、目次、著者のプロフィール、まえがき、書評、読者レビューなどをチェックし、目的に合致する本を絞り込む。

・ドーパミン読書

 本を買ったら、熱が冷めないうちにすぐ読む。本を買う瞬間の「これで課題が解決するかもしれない」という期待感に満ちているとき、脳内にはドーパミンが分泌されている。その状態で本を読めば、「本の内容を実践してみたい」というモチベーションも高まる。

・ランニング読書

 本を読む前に、5分間の軽いランニングをする。運動をすると、ドーパミンが分泌され、集中力の改善にすぐれた効き目を発揮する。

・能動型読書

 メモをとりながら本を読む、もしくは読んだ直後に感想をメモする。感想をメモすることで、本の内容が「自分ごと」として捉えることができるようになる。それにより、本の内容を「自分のもの」にすることができる。

・分散型読書

 スキマ時間をうまく活用する。忙しくてまとまった読書時間が取れない人におすすめ。

・マインドセット読書

 本に書かれている内容を実践し、「読書には効果がある」とマインドセットする。本に書かれているメソッドのうち、誰にでも簡単にできて、すぐに効果が出ることを試すことによって、小さな成功体験を積み重ねていく。

・レコーディング読書

 本に書かれている内容を実践し、記録し、検証する。この作業を繰り返し、目的を達成する上で、そのときの自分にとって最適な判断を下したり、もっとも合うメソッドを見つけ出す。最適な判断を積み重ね、有効なメソッドを生活に取り入れ、ルーティーン化することで、生活の質を高め、人生も自分の望む方向に変えていく。

 7つ目のレコーディング読書が、本書の読書術の中核であり、その他の読書術は、レコーディング読書を効果的に行うために必要な準備となる。

 社会生活の中では、答えのない課題ばかり。そういった課題は実際に行動しないと解決できない。「読む」だけで終わりにしない読書術で、自分で人生を切り拓く力を身につけてはどうだろう。(T・N/新刊JP編集部)

※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

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