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問題山積の際は「ふせん」1枚1枚に全て記述→グループ分け&優先順位付けで解決

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『「思考」の見晴らしが突然よくなる本』(知的生活追跡班編、青春出版社刊)

 仕事でもプライベートでも人生は選択の連続だ。その際、どう考え、どう決断したら最善なのか、迷う場面は多いだろう。どうすれば自信を持って決断できるようになるのか。

「深く」考えるには「シンプル」に

 そのための思考のコツを解説するのが『「思考」の見晴らしが突然よくなる本』(知的生活追跡班編、青春出版社刊)だ。本書では「シンプルに考える」「前を向いて考える」「ちょっとズラして考える」「一歩下がって考える」など、あらゆる角度から思考の突破口を見つけ、深い思考ができる人に共通する考え方のコツを紹介する。

 思考を深めるために大切なのは、できるだけシンプルに考えることだ。問題が山積みでどれから手をつけていいのかわからない場合、すべてのことを書き出して、それをグループ分けする。ふせん1枚に1つの案件を書き出し、同時並行できるものは重ねる。逆に優先順位の低いものは、いったん目につかないところにやって忘れる。

 このように、思考の妨げとなっていたものを整理し、頭の中にスペースを作ることで考える余地が生まれるのだ。また、企画書などを作るとき、内容を詰め込みすぎると、肝心なことが伝わらなくなってしまう。必要なことだけを残して、そこに全神経を注ぎ込めば、説得力は格段に増してくる。

 不安や悩みがあり、停滞していると自覚しているときは、一度自分自身を仕分けしてみるといい。仕事や家族、人間関係など、自分の生活を構成しているすべての要素一つひとつにタグをつけながら整理整頓していく。整理していくうちに、自分の人生を停滞させている部分が見えてくる。そして、それを改善するプランを立てて行動に移してみる。一部の詰まりをなくすことで、全体の流れが良くなるのだ。

 複雑な問題に対してシンプルな方法論で立ち向かえるというのは、全体を正確に把握して、明確に状況分析ができていることを表している。必要なことと優先順位をはっきりさせるには、まずは全体を俯瞰できる目を養うことだ。常に結果を出す人の思考や行動はいつもシンプルということだ。

 選択を迫られるさまざまな場面で、迷いと後悔をなくすためにも、深い思考ができるようになることが大切だ。本書から深い思考ができる人の考え方を学んではどうだろう。
(T・N/新刊JP編集部)
※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

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