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ビットコインは取引の透明性が高く、ユーザー間で情報を共有しているのが特徴だが、このダークコインは透明性に異を唱え、取引を公開するか匿名にするかを選択できる「ダークセンド」と呼ばれる仕組みが取り入れられている。人に知られたくない取引をする場合に使われるオルタコインだ。
■リップル
「リップル」はオルタコインに入れるかどうか迷うほど、他のコインとは発生が異なる。まず、リップル・ラボという運営者がいる。少額決済サービス「PayPal」の創業メンバーだったクリス・ラーセン氏がCEOを務めている。出資者はGoogleのベンターキャピタル部門に、アンドリーセン・ホロウィッツ氏という有名なベンチャーキャピタリストだ。開発者はP2Pファイル交換ソフトの「eDonkey」開発者のジェド・マケーレブ氏で、この人は暗号通貨のプリンスといわれている。つまり、背後にはそうそうたるメンバーが揃っているのだ。
リップルは円を円のまま海外へ送金でき、受けてはそれをドルで受け取ることができる。ビットコインは新しい通貨だが、リップルは「価値取引のためのインターネット」ということができるだろう。
他に、2ちゃんねる発の「モナーコイン」やネット上の“ノリ”で生まれたという逸話を持つ「ドージコイン」など、様々な「オルタコイン」がある。
普及が進めば、ニュースなどでその名を聞くかも機会が増えてくるかもしれない。ビットコイン、そしてオルタコインたちに今のうちから注目して損はないはずだ。
(新刊JP編集部)
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※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。
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