(「Wikipedia」より)
モルガン・スタンレーなどを経て、現在は投資会社でM&Aなどを手がける投資銀行家であり、「AERA」(朝日新聞出版)、「週刊SPA!」(扶桑社)で”過激な”コラムを連載しているぐっちーさん。あまりの過激さゆえテレ東を”出禁”になってしまったぐっちーさんが、日本財政や東北復興、マリファナ、そしてヒラリー・クリントン米国国防長官の爆弾発言などを通じて、驚きの真実をお伝えします。
●Tracking Global Demand for Advanced Economy Sovereign Debt ー IMF Working Paper
日本の財政は危なくない!
なぜか唐突に日本の財政は安全であり、ギリシアとはまったく状況が違うというレポートがIMFから出てきました。極めて唐突なのですが、まあ、言っていることは私が100年前から言っている話、つまり日本人が日本の財政赤字をしょっているんだから、なんか文句あるのかね! という一点に尽きるわけでありまして、なぜ、今これが出てくるのか?
ギリシア、スペインに続いてアルゼンチンも危なくなってきて、要するに日本のお金が必要なんですよね。ったく、都合のいい財布か、俺たちは!!
●全米初、ワシントン州で嗜好用大麻が合法に ー AFP BB News(12月7日)
マリファナ! マリワーナ!
お前、これに合わせてシアトルに行ったんじゃないの!
という大変危ないご指摘をいただきまして、ありがとうございます。確かに12月9日午後11時現在、私はシアトルにおります……。
偶然です! 解禁は7日だったのですが、ABCという放送局が「天気予報です」と大真面目に報道を始めて、衛星画像と共に、「今日のニューヨークは晴れ、しかし強風に注意」「ロスアンジェルスは快晴、雨の心配はありません」とやったあとに、
「今日のシアトル……おっと、煙が上がっていて衛星でもとらえられないんですが、シアトルの◯◯キャスター、応答してください! どうなっているんですか!? はい、こちらシアトル。現在最高です!」というすさまじい番組が、真面目に夜7時のゴールデンタイムのニュース番組で流れているわけです。
どうですか、このジョークのすさまじさ! これぞアメリカでありますよ。
ということで今日もWholly smokes! 人に頼るな!
●時代の風:「緑の真珠」気仙沼大島=元世界銀行副総裁・西水美恵子 ー 毎日jp(12月2日)
で、急に真面目なテーマ。
ワタクシもこう見えて被災地の支援をしております。岩手県紫波町という所で仕事をさせていただき、現地の声を聞きながら復興を目指す立場におります。
東京から偉そうな連中が来て、自分では1000円も出さないくせに、「君たち、間違っている」とか言って帰るバカ学者やエセ専門家が多くて本当に困る。
偉そうに言う前に「まずこっちに一回住んでみろ」と言いたい。何を考えているんだろうか。それで講演料とかもらって帰るんだから、まったく「1回死んでくれ」と言いたいのは俺だけではないはず。
しかし、地元に問題がないかと言えば、実はそうでもない。
政府のお金がなかなか来ない、仮設住宅も間に合わないなどなど不満不満の嵐なのだ。しかし、ちょっと待ってほしい。
「自分たちが動かなくてどうするの?」
「ほんの少しでもいいから、自分で稼ぐ方法を見つけようぜ!」
という話を私はするわけです。で、実際に稼ぐ。私が稼いだ分はもちろん寄付。でもこうやって稼ぐんだ、という気概がなければ何をやっても無駄なんです。
厳しいことを言いますが、結局自分たちが立ち上がらない限り何も生まれません。ただ、被災地でもこうやって必死に立ち上がっている人たちがいることを知ってもらいたい。
いよいよ選挙ですが、これは被災地のみならず、日本全国のみなさんに当てはまるんっです。自分で立ち上がり、自分で政治を変える気概がなければ、日本はこのまま永久に沈没でありますぞ!
立ち上がれ、日本。立ち枯れ、ではないですぞ。
●Hillary Clinton on Iran, Syria, the drug war, and why she went to Togo
ー Foreign Policy(11月30日)
ヒラリー、いよいよ立ち上がる!
上院で尖閣諸島は日米安保の範囲内であることを突然可決。それには裏がありました。それがこのページ。
ヒラリー・クリントン国務長官がばらしてしまった。
「長い間中国と交渉してきましたが、場合によってはハワイの領有権を我々は主張できるのだ、と言われたことがあります。もちろん『どうぞ、やれるものならやってみなさい』と答えましたけどね」
と平然と言ってのけた。
いや、男だね~、と言いたいところですが、これは大変な事実ですよ。結局「中国は自分たちの領土を広げ、さまざまな資源を独占したいという帝国主義的国家だ」ということをヒラリーがはっきり言ってしまったわけですからね。彼らの主張には根拠もかけらもない、ということです。
しかし、日米安保条約の範囲内ということは、万が一の時に日本が知らない顔をすることは許されません。何がなんでも自衛隊は出ざるを得ない……ということも認識しておく必要がありますね。
ちなみに、ガンショップ・カベラでゴルゴ31愛用のアーマーライトを持ってみましたが10秒で手が震えてきました。まじ、重いんです。わたし、ベンチプレス100キロ上げるんですが、それでも重いんです。こういうライフルが、まるでスーパーマーケットみたいな店で売られていることをご認識くださいね。
釣具屋さんじゃありませんから!
では、See you!
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