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オタク系企業だけじゃない!

マイクロソフトにサントリー、雪印ら有名企業も出展 59万人を動員したコミケ84が終了

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東京ビッグサイトは多くの参加者でごった返していた。

 全国で軒並み30度を超える猛暑の中、8月10日、11日、12日にわたり、世界最大の同人誌即売会であるコミックマーケット84(以下、コミケ)が、東京ビッグサイトにて行われた。厳しい日差しが照りつける中、来場者数は10日(土)21万人、11日(日)21万人、最終日である12日(月)には、平日にもかかわらず17万人を記録し、3日間の合計は約59万人にまで上った(来場者数はいずれもコミックマーケット準備会の発表によるもの)。この数字は、84回を数えるコミケ史上過去最高の来場者数となり、オタク産業の根強い人気を物語っているといえる。

 元々コミケは、有志が集いマンガやアニメ、ゲームの二次創作物などを販売・頒布する身内のイベント的な意味合いが強かったが、年々その規模を拡大し、今ではいわゆるオタク系コンテンツを扱う企業はもとより、さまざまな企業から熱い視線を注がれている。

 今回のコミケでは、「ブロッコリー」「ブシロード」などのオタク系コンテンツの関連商品などを販売する企業はもちろんのこと、「Pixiv」といったIT企業、出版社の「小学館」や「双葉社」、「少年画報社」に「一迅社」、テレビ局では「日本テレビ」、「TBSアニメーション」、自局のアニメブランド「ノイタミナ」名義にてフジテレビなどが、企業ブースへの出展を行なった。少し変わったところでは、日本マイクロソフトが昨年冬に行われた冬コミに続き、連続出展。自社製品であるWindowsOSを擬人化したキャラクターの絵柄をキーボードにプリントした『痛キーボード』などを販売していた。そのほか、『オランジーナ』の擬人化イラスト203種類を展示した「サントリー」や、"オレたちのゆきこたんプロジェクト"として、定番商品の『雪印コーヒー』をこれまた擬人化した「雪印」といった有名企業も出展し、好評を博した。企業ブースでは、過去に「グーグル」やアパレルメーカーの「earth music&ecology」が出展したこともあり、その裾野は着実に広がっているといえるだろう。

 各種ウェブメディアをはじめ、『ZIP!』(日本テレビ)や『めざましテレビ』(フジテレビ)といったニュース番組でも取り上げられるほどの認知度を誇るようになったコミケ。一説には1回の開催で動くお金は数百億円ともいわれるほどの巨大市場にまで成長した同イベントの次回開催は、2013年12月29日(日)、30日(月)、31日(火)が予定されているとのこと。今後も続々と有名企業の参加が予想されるため、ビジネスパーソンにとっても目の離せないイベントとなることは間違いなさそうだ。