芦田は、昨年8月公開映画『パシフィック・リム』でハリウッドデビューも果たし、1月放送開始の連続テレビドラマ『明日、ママがいない』(日本テレビ系)に主演するなど活躍が続いているが、同誌は日テレ関係者のコメントとして「現場スタッフの間では気軽に愛菜ちゃんと呼ぶのはNG」「他の子役と同じ扱い・括りはNG」「(ギャラは)他の子役の2~3倍」などという内容を掲載している。
同誌によれば、そんな芦田がライバル視しているのが、12年に放送された連続ドラマ『家政婦のミタ』(日本テレビ系)で大ブレイクした本田だという。本田も数々の人気ドラマに出演し、写真集が発売されるなど芦田に引けを取らない人気ぶりで、芦田サイドは「今では本田との共演NGを出して」(芸能関係者)おり、昨年ふたりがテレビ番組で共演した際には、「芦田は収録中、本田と目も合わさず笑顔をみせなかったので現場がピリピリしていた」(番組関係者)とも同誌は報じている。記事内容の真偽は定かではないが、このように話題に事欠かないのも、ふたりの人気が高いことの裏返しとのいえるだろう。
●多いアンチ芦田、知名度の高さの裏返し
そんな芦田と本田であるが、世間一般の人々の評判は、どのようなものなのであろうか。
インターネットで調べてみると、「芦田と本田、どちらが可愛いか?」というテーマのページが驚くほどたくさん出てくる。そのようなページでは、芦田について「子供らしさがなくて可愛くない」「演技はダントツだが、計算ずくで嫌い」などという声が圧倒的に多いことに気づく。
また、読売テレビのアンケート企画『テレビから消えてほしい有名人』では、芦田が1位に選ばれ、さらに「週刊文春」(12年2月23日号)に掲載された『CMで見たくない有名人ランキング』でもトップになっている。
しかし、アンチやバッシングの数は人気のバロメーターでもあり、実力という点においては、「ORICON STYLE」が10~40代男女を対象に「歴代最強だと思う名子役」を調査した結果、安達祐実や小林綾子などを抑え、芦田が1位となっている。
その芦田に関してはさまざま逸話もある。「台本が読めるようになるためずっと漢字を勉強していて、すでに中学生レベル」「ハリウッド映画のオーディションのために英語を特訓」といったもので、もし本当であればかなりプロ意識の高い女優といえよう。
一方、本田については「スケートも上手だし演技も上手」「とにかくかわいい」といった声がネット上には多く、芦田と対照的に好意的な意見が多数を占めている様子。本田は昨年にテアトルアカデミーから、米倉涼子や上戸彩などが所属する大手芸能プロダクション、オスカープロモーションに移籍したことで、「今後さらに大きな仕事を手にする可能性が増えた」(芸能プロ関係者)と言われ順調に見える。昨年11月には総合エンタメアプリ・UULA(ウーラ)配信の『ドラマチックカバー特集』というMVに「50歳マダム」という役で出演し、実年齢で40歳以上も年の離れた役柄を演じ話題に。この役を難なくこなし、制作スタッフに「驚愕しました」と言わしめたという。
以上みてきたように、実力、人気共に兼ね備えた芦田と本田、世間的には「ライバル関係にある」と見られてもおかしくないように思えるが、結局どちらのほうが人気があるのか、その実態を探るべく街頭で50人(男女半数ずつ)の人々にアンケート調査を行った結果が以下である。