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なぜ泉ピン子や夏木マリが…東京五輪の“資金団体”、顧問会議人選の怪 女優多数の謎

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『四年目のラブレター』(泉ピン子/スコラ)
 2020年の東京五輪・パラリンピック組織委員会に助言する顧問会議のメンバーが決定した。安倍晋三首相が議長を務め、政財界やスポーツ界、芸能界などから170人が選出された。顧問会議は年1回程度開催され、大会運営や選手のサポートなどについて専門的立場から組織委員会に助言する。メンバーは無報酬だ。

 最高顧問には安倍首相のほか、衆参両院議長が就任。それに次ぐ特別顧問(8人)には、日本五輪委員会(JOC)最高顧問の堤義明氏や、経済3団体のトップである榊原定征・日本経団連会長、長谷川閑史・経済同友会代表幹事、三村明夫・日本商工会議所会頭が選ばれた。顧問会議は、五輪の準備や運営を取り仕切る東京五輪・パラリンピック組織委員会の“資金団体”と呼ばれており、資金集めの面で重要な役割を担うため、資金提供が望める各種団体のトップが名を連ねる。

 組織委の森喜朗会長は顧問会議のメンバーの選考について「招致から協力してもらった人を優先し、女性も2割選んだ」と説明しているが、男性の人選が資金集めを意識したものになっているのに対し、女性はバラエティーに富んでいる。五輪招致の最終プレゼンが話題となったフリーアナウンサーの滝川クリステル氏やシドニー五輪金メダリストの高橋尚子氏など、招致活動に携った人々もいる一方、一見すると五輪と関係が薄そうな顔ぶれも目立つ。例えば、女優では泉ピン子氏や草刈民代氏、紺野美沙子氏、夏木マリ氏、俳人の黛まどか氏らが挙げられる。

 女性メンバーとしては女性経営者も起用されている。

 ワーク・ライフバランス社長の小室淑恵氏は、内閣府の男女共同参画会議「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)に関する専門調査会」委員など、数々の政府委員を歴任している。イー・ウーマン社長の佐々木かをり氏は、2000年にビジネス・ウーマンを支援するイー・ウーマンを設立。内閣府の同会議「仕事と子育ての両立支援策に関する専門調査会」委員など、多数の公職を歴任。第2次安倍内閣では内閣府規制改革会議委員に任命され「雇用ワーキング・グループ」座長代理を務めている。

【東京五輪・顧問会議の女性メンバー】

●特別顧問
緒方貞子 独立行政法人国際協力機構特別顧問/元国連難民高等弁務官

●顧問
荒木尚子 全国国公立幼稚園長会会長
泉ピン子 女優
伊藤数子 NPO法人STAND代表理事
内海房子 独立行政法人国立女性教育会館理事長
大日方邦子 パラリンピアン(アルペンスキー)
大山とも子 東京都議会2020年東京オリンピック・パラリンピック推進本部委員
翁百合 株式会社日本総合研究所理事
柿沼トミ子 全国地域婦人団体連絡協議会会長
木田真理子 スウェーデン王立バレエ・ダンサー
草刈民代 女優