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JOC竹田会長“汚職疑惑”退任どころじゃない…“影の実力者”めぐり黒い噂

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JOC会長・竹田恆和氏(写真:ロイター/アフロ)

 国際オリンピック委員会(IOC)は26日、一連の五輪招致に伴う不祥事疑惑が取り沙汰されていた、日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長がIOC委員を辞任したと発表した。去る19日にJOCは、竹田氏が会長を6月末で退任すると発表していた。

 日本政府は、東京五輪招致は公正に行われたと主張しており、当の竹田氏も汚職疑惑を否定。あくまでも任期満了での退任を強調するなど、腑に落ちない部分が多いが、JOCと竹田氏はこのまま幕引きとしたいのではないかと指摘する声が多い。

「竹田氏は退任間際になっても、一連の疑惑に関しては一貫して否認していました。これは見方によっては、竹田さんは仕方なく五輪招集の疑惑に対するスケープゴートとなったともいえます。本人は新しいリーダーを迎えるための任期満了による退任という体を取りましたが、内心は忸怩たる思いでしょう」(JOC関係者)

 ここで気になるのは、来年の東京五輪を控えた今の段階で、“舵取り役”を誰に託すのかということだ。7月の理事会で決定する新会長候補には、JOC常務理事の山下泰裕・全日本柔道連盟会長や田嶋幸三・日本サッカー協会会長らの名前が挙がっているという報道もあるが、「若い世代に託す」という観点からは、果たして60歳を超える彼らが適任かという点には疑問が残る。

 意外なことに、こういった後任者選定に影響を与える人物として名前が挙がったのは、渡辺守成・国際体操連盟(FIG)会長だった。竹田氏がIOC委員を辞任したことで唯一の日本人IOC委員となった渡辺氏は、竹田氏の後任として名前が挙がってもおかしくないが、なぜか今のところ後任候補という報道はない。渡辺氏とは、いったいどういう人物なのか。全国紙運動部記者が語る。

「昨年の体操の世界選手権で日本勢が個人総合でメダルを獲得できなかった一因とされているのが、中国のメーカーである『泰山(タイシャン)』の器具だ。あまりにも質の低い同社製器具に反発した白井健三や内村航平が、公然と器具批判をしていたほどです。渡辺氏はFIGの会長も兼任していますが、東京五輪においても、なぜか日本メーカーではなく中国メーカーを推していた。それについて体操関係者のなかからは、タイシャンから渡辺氏に多額のお金が流れているようだと指摘する声もあります。実際に協会関係者が『お金の流れを調べてほしい』と、IOCに訴えを起こしたという話も聞こえてきています。真偽のほどは定かではありませんが、黒い噂が色濃い人物ではあります」

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