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『いだてん』撮り直しは必至か…チュート徳井、“想像を絶するだらしなさ”とSNSナンパ

文=藤原三星
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2019年10月23日夜、大阪市中央区の吉本興業大阪本社で会見し、質問に答えるチュートリアルの徳井義実。(写真:アフロ)

 10月23日に発覚した、人気お笑いコンビ・チュートリアルの徳井義実による巨額の申告漏れ問題。闇営業騒動が一応は収束したかに見えたお笑い界に新たな波紋を呼び、徳井は10月26日、「当面の間、芸能活動を自粛」することを発表するにいたった。

 徳井は東京国税局から約1億1800万円の所得の申告漏れを指摘され、自身の個人事務所「株式会社チューリップ」は2016年から2018年までの3年間にわたり無申告だったことも判明。また、洋服代や旅行代など私的な支出を会社の経費として計上していたことが、約2000万円の所得隠しとして判断されたことも明らかになった。これに加えて、消費税と源泉所得税の合計約6500万円の追徴課税を受けていたこともわかり、総額では1億円超の追徴課税を2018年12月に納付しているという。

 コンプライアンスの遵守を声高に叫び続ける吉本興業において、人気お笑い芸人による新たな事件が勃発した形となったわけだが、吉本に近い関係者は次のように語る。

「来年の東京五輪や2025年の大阪万博、また経産省が資金提供している官民ファンド“クールジャパン機構”など、国を挙げてのビジネスに躍起になっている吉本興業にとって、“反社勢力”とのかかわりを断ち切り、クリーンなイメージを国民に植え付けるのは至上命題。ですから闇営業騒動のときも、雨上がり決死隊の宮迫博之を“切る”など毅然とした態度を打ち出すことに躍起になったわけですが、まさかこんな“申告漏れ”という初歩的なトラブルに巻き込まれるとは……というのが正直なところでしょうか。

 徳井さんはこの問題発覚直後の10月23日夜にすぐさま記者会見を開き、『悪質な脱税ではない』と訴えていましたが、3年間にわたり無申告というのは、悪質というより無知すぎるというもの。とはいえ、国民の義務を守ってないことには変わりないわけですから、なんらかのペナルティーは課されても当然。MCを務めている『人生最高レストラン』(TBS系)は26日のオンエアの中止を発表。公式サイトから名前も消されています。活動自粛も発表されましたし、今後、しばらくは表舞台には出てこれないでしょうね」

ピエール瀧に続き……呪われた『いだてん』

 目下、最も懸念されているのが大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』(NHK)だ。徳井は1964年に開催された東京オリンピックのバレーボール女子日本代表監督・大松博文役で、11月3日放送予定の第41回から最終回まで出演予定であり、収録はすでに済んでいるという。

「中高とバレーボールをやっていた経歴を買われての大抜擢で、“東洋の魔女”を金メダルに導いた“鬼の大松”という役は、徳井さんの今後の芸能活動に新たな可能性を見出すかもしれないほどの大役になるはずでしたが……活動自粛も発表されましたし、撮り直しになる可能性が高いのではないでしょうか。ネットではすでに『税金で作ってるドラマに、税金をちょろまかしたヤツを出すな!』との声が圧倒的ですから。

 視聴率3.7%と大河史上最低記録を更新したばかりで、ピエール瀧さんの事件で撮り直しも余儀なくされた『いだてん』は、もう呪われてるとしかいえません。ちなみに、放送中止となった『人生最高レストラン』もピエール瀧さんがレギュラー出演してたので、徳井さん自身もが呪われ始めてるのかもしれません……」(前出の吉本関係者)

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