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「人生会議」騒動で露呈、安倍政権ベッタリの吉本&小籔千豊が国から巨額受注できた現実

文=藤堂香貴/NEWSIDER
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「人生会議」のポスター(厚生労働省HPより/現在は削除済)

 お笑いタレントの小籔千豊が起用された厚生労働省の「人生会議」というポスターが物議を醸し、公表後わずか1日で掲載中止となった。これには「小籔は悪くない」「クレームを受けてすぐ取り下げた厚労省はひどい」といったさまざまな意見が飛び交っているが、芸能界ではこんな声も聞かれている。

「やっぱり自民党を支持していたほうが稼げる」

 問題のポスターは、人生の終末段階でどんな治療やケアを望むかを事前に医師や家族と話し合っておくことを「人生会議」と称し、その啓発を目的とするもの。ポスター製作を含むPR事業を委託されたのは、なぜかお笑いタレントがメインの芸能事務所、吉本興業であり、同省局長は「4070万円の委託価格で契約した」と明かした。つまりは我々の税金が使われた。

 このように国の仕事を最近、数多く受注しているのが吉本で、先ごろは経済産業省が所管する政府系ファンド「クールジャパン機構」から100億円もの出資を受け、NTTと共同で教育コンテンツを発信するプラットフォーム事業「Laugh & Peace_Mother」をスタート。要するに、お笑い芸人を使って子供の興味を引くような教育ソフトを発信しようという話で、吉本は安倍晋三首相を新喜劇に出演させてまで権力者のご機嫌を取っていた。

 これについては実際、ある吉本幹部が取材に対し「縮小気味のテレビ界とか、飽和状態のお笑いイベントでは収益も頭打ち。そこで、お笑いより予算を組みやすい教育で公共的な事業をやっていくのが今後の吉本の柱」とまで言っている。

「100億円レベルの事業を進めているから、最近の所属タレントの不祥事のことなんて、本音を言えばどうでもいい」(吉本幹部)

 テレビ局や企業よりも「国」を相手にしたほうが儲かるという姿勢が露骨に出てきたなかでの、今回の厚労省からのPR案件の受注。そうなると吉本タレントは政権与党に足を向けて寝られなくなるわけで、なかでも小籔は一部で「安倍応援団」「政権大好き芸人」とまで呼ばれるタレントだった。

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