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中山真由美「お片付けで人生を素敵に」

「片づけ=捨てる」の罠、逆に無駄な買い物増加…「捨てない片づけ」メソッド&収納グッズ

文=中山真由美/整理収納アドバイザー、RittaStanza CEO
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「Getty images」より

 近年の片づけブームで、「片づけ=捨てる」というイメージが強くついてしまったせいか、片づけることに挫折してしまった方が多いと聞きました。特にコロナ禍での片づけでは、一気にモノを捨ててしまい、後悔してまたモノを増やすという状況になっているご家庭があるようです。

 多くの方は、「片づけは捨てること」と思っているので、「片づけしよう!」→「さあ捨てよう!」になってしまっているようです。そう思うことは仕方ないですが、あまりにも「捨てる」が先行し、一気にモノを手放してしまうとリバウンドすることがあるので気をつけてくださいね。

 そもそも片づけの目的は捨てることなのでしょうか? 13年間いろいろなお客様のお宅に伺って、私が行ってきた片づけは捨てることを目的とした片づけではなく、本当に必要なモノと、そうじゃないモノを見極め、必要なモノをさらに種類ごとに分けて定位置を決めることでした。

 私は長い経験のなかで、捨てることを目的とした片づけをすると、ほとんどの方がリバウンドしてしまうことに気がついたのです。なぜかというと、捨てるということが目的となってしまっているため、モノをしっかり見ないで手放してしまうためです。そういう手放し方をすると、後から必ず「あれを捨てなければよかった」「これも必要だった」ということになります。

「片づけ=捨てる」の罠、逆に無駄な買い物増加…「捨てない片づけ」メソッド&収納グッズの画像1
『10分でスッキリ!捨てない片づけ』(中山真由美/主婦と生活社)

 結局捨てたものを買いなおし、無駄な買い物が増えてしまったり、前と同じようにモノがあふれてしまったり。捨てる前と同じような状況にリバウンドしてしまいます。

 ダイエットも同じですよね。ただ痩せたいその気持ちだけで、間違ったダイエット法で痩せても、すぐにリバウンドしていまいます。必要な栄養はしっかりと摂取し、不要な栄養は、できるだけ排除する。体重の数字だけを減らすことを目的とするとバランスをくずしてしまいます。

 片づけもダイエットと同じ。捨てることを目的とするのではなく使いやすくすることを目的としてください。目的を変えると自ずと何から始めたらいいかわかりますね。まずは、自分が何をどれだけ使っているか把握するために、モノを分けることからスタートです。

捨てない片づけ、3つのポイント

 では、具体的に私の新刊『10分でスッキリ捨てない片づけ!」』から少し抜粋してお伝えしたいと思います。捨てられない皆様は、ぜひ参考にしてみてください。

 書籍では、5つのメソッドを掲載していますが、ここではそのなかから3つのポイントに絞ってご紹介します。

(1)モノを種類ごとに分ける。

(2)明らかにわかる不要なモノは処分する。

(3)トレーやカゴでまとめて定位置を決める。

 早速、よく見かけるダイニングテーブルの上を3つのポイントで片づけてみたいと思います。

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