洗面台の周辺“物ゴチャゴチャ”問題解消!カギはドライヤー収納…便利アイテム紹介
みなさん、毎日手洗いしていますか? 朝起きてから外出後の手洗い、食後の歯磨きまで、家にいると洗面所を使うタイミングは結構あるものです。在宅ワークが進むなか、今まで以上に洗面所が散らかるというお悩みを抱えている方が多くなった気がします。
そこで最近の洗面所事情と題しまして、洗面所周辺の収納事例をご紹介していきたいと思います。今回は、多くの方が悩まれているドライヤーの収納についてご紹介していきます。
ドライヤーは毎日使うモノなので出したままでもいいのですが、掃除の時に邪魔になるし、来客時にみっともない。急な来客時に慌ててしまうことのないよう、定位置を決めて収納しておきたいですね。
しかし、どのように収納したらいいのでしょうか。しまい込んでしまうと家族から「使いづらい」と言われてしまったり、結局戻さなくて出しっぱなしになってしまいます。取り出しやすくて戻しやすくするためのオススメ収納方法を、我が家の収納事例と一緒にご紹介します。
我が家は、社会人の娘と大学生の息子がおります。おしゃれにも気をつかう年頃で、ドライヤー(ヘアアイロン含む)も用途に合わせて4本もあります。朝の洗面所は、まるで戦場のようです。
4本ものドライヤーがごちゃごちゃせずに、取り出しやすく使うために、我が家でドライヤーケースとして使っている収納グッズからご紹介します。
KEYUCA「Clotze 収納ボックス」1
KEYUCAから販売されている「Clotze 収納ボックス」150 II 15×32cmです。ファイルBoxにもなるけれど、どちらかというと書類ではなくモノを入れるためにつくられているようです。
中に仕切りが付いているので、中のモノを区切って収納することができます。仕切りが付いているファイルBoxってあまり見たことがないですよね。
私は、横の仕切りを2枚使ってドライヤーを収納しています。仕切りを入れた状態はこのようになります。
この仕切りを使いドライヤーを種類ごとに入れておけば、混在することなくスムーズに取り出すことができます。ドライヤーを実際に収めてみると、このようになります。
このように、仕切りで区切られているので、ドライヤーが中で動きにくいのが特徴です。コードも簡単にまとめて仕切りの中に収めておけば、絡まりあったりすることもありません。
我が家では、忙しい朝に皆が集中してドライヤーを使うことが多いです。このドライヤーケースは、はじめに使う人が洗面台の上に出し、最後に使った人が洗面台の下に戻すルールを決めています。実際には、忙しい朝は出したままで出掛けてしまい、帰宅後に気が付いた人がこのケースを戻すことが多いかもしれません。また最近では、家族が家にいる機会が増えたので、日中気が付いた人が戻しています。
このように、ケースに入れておくことで、戻さなければならないときに一気に片づけることができます。これがポイントなんですね!
バラバラと置かれていると、戻すのに時間がかかるし、しまってもゴチャゴチャになってしまいます。このケースに入れた収納にしてからは非常に戻すのが楽になりました。これなら小学生くらいのお子様くらいなら片づけられるのではないかと思います。また、ケースにさえ入れてしまえば、そのまま出ていても散らかってみえないのもいいと感じています。
ケースを収納するスペースの確保も重要です。ドライヤーは毎日出し入れするので、ケースのサイズよりも多少ゆとりを持ってスペースを確保できると望ましいです。洗面台の下に収納すると次の写真のようなイメージになります。
扉をあけて真ん中の位置にドライヤーの場所を用意しています。これぐらいのスペースがあれば、戻す時もスムーズです。
ちなみに、我が家では使用していませんが、生活感が気にならない方、来客が少ない方、ケースを収納するスペースがない家にお住いの方などには、壁に掛けるタイプのドライヤー収納グッズも販売されています。生活感をあまり出したくないからケースにしまうか、いつも手の届くところにかかっていてほしいから壁掛けにするか、どのように収納するかは、ご自身の好みによって選んでみてください。
どこに何があるのか、わかるようにラベルを貼る事も大切です。入っているのがドライヤーとわかっていても、ラベルを貼ることで不思議と元に戻す癖がつきます。家族が共通で使う場所には、ラベルをつけてルールを見えるかすることを強く推奨します。
みなさん、いかがでしたでしょうか? 毎日使うモノは取り出すのもしまうのも大変ですね。毎日使うからこそ、取り出しやすい位置に、取り出しやすいルールを決めて、モノを収めてあげてください。皆さんもドライヤーの収納を一度見直してみてくださいね。
(文=中山真由美/整理収納アドバイザー、RittaStanza CEO)