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元コミュ障アナウンサーが教える「今日から使える会話術」

新刊JP
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※画像はイメージ(新刊JPより)。

 人と話すのが苦手。可能なら会話から逃げたい。

 そう思っていたのになぜかアナウンサーとなり、20年にわたって活躍しているのが、ニッポン放送アナウンサーの吉田尚紀氏だ。吉田氏はラジオ番組でのパーソナリティのほか、テレビ番組やイベントでの司会進行など幅広く活躍。またマンガ、アニメ、アイドル、デジタル関係に精通し、「マンガ大賞」発起人となるなど、アナウンサーの枠にとらわれず活動を続けている。

 とても「元コミュ障」とは思えない活躍だが、吉田氏はどのようにコミュ障を克服したのか。

コミュ障でも会話が続く!アナウンサーが教えるテクニック


 『元コミュ障アナウンサーが考案した 会話がしんどい人のための話し方・聞き方の教科書』(吉田尚紀著、アスコム刊)では、元コミュ障アナウンサーの吉田尚紀氏が、会話がしんどい人のためのやさしい会話術を紹介する。

 印象深いのが「コミュニケーションはゲームです」という吉田氏のコミュニケーション観だ。悩んで何もしないくらいなら、ゲームだと思ってやってみればいい(それが難しいのかもしれないが)。ただ、どんな人でもコミュニケーションに使える何かしらの「武器」を持っている。

 「そんなものないよ」という人のために、ここでは吉田氏が実践してきた今日から使える会話がしんどくなくなる話し方・聞き方の武器をいくつか紹介していこう。

 会話のパスをうまく返せず、頭が真っ白になってしまう。そんなときは、相手の言葉を「オウム返し」すれば会話は続く。オウム返しをすることで、相手の話に関心を示して、その先を聞きたいという意思を伝えられる。何か気の利いたことを言おうとして変に間が空いてしまうくらいなら、オウム返しをしてしまえばいいのだ。

 また、会話で気詰まりなのは初めて会った相手やあまり知らない人との間で話が途切れること。この時の沈黙や間が嫌だという人は結構いるはずだ。こんな時も、自分から突破口を開こう。気まずい雰囲気になったら「いきなりだと戸惑いますよね」「緊張しませんか?」など、心に浮かんだ感情をそのまま描写して言葉にすると、会話が先に進む。

 吉田氏はあえて若干強め、失礼になることを怖がらずに表現している。そのほうが面白いし、第三者にわかりやすいからだ。ただ、相手との関係性にもよるので、「強めのツッコミ」は初級のテクニックではない。まずはオーソドックスな感情を言葉にすることから始めたほうがいい。

密かなコミュ障あるある「会話の終わらせ方」のコツ

 また、意外と「コミュ障あるある」なのが、「会話の終わらせ方がわからない」という問題。

 そろそろ会話を終わりにしたいけど、うまく終わらせられない。いとまの付け方がわからない。そんな悩みは多い。ただ、吉田氏によると、そもそも「会話の終わらせ方」は非常に難しい。なので、段階を踏んで終わらせることがポイントなのだそう。

「会話の終わらせ方」第1段階

・絶対に自分から新しいテーマを展開しない
・積極的な相づちを打たない
・質問しない

「会話の終わらせ方」第2段階

・感想を述べる
・ここまでの話をまとめる
・次回の約束をする
・あいさつをする

 相手がなんとなく雰囲気を察してきたら、「今日は新しいことを教えていただけて良かったです」など、それまでの会話の感想を述べたり、まとめたりする。そうすることで、クロージングがしやすくなる。相手との良い関係を続けていくためにも、会話を楽しい雰囲気で終わらせることが大事。

 人と話すのが苦手、コミュニケーションが苦手な人にとって、元コミュ障で言葉で伝えるプロとなったアナウンサーの吉田尚紀氏の会話術は心強い。駅で同僚とバッタリ会ってしまって会社まで会話に困る…ということがもうないように、「会話が怖い」を本書で克服してみてはどうだろう。(T・N/新刊JP編集部)
※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

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