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村澤典知「時事奔流 経営とマーケティングのこれから」
世界最大の広告祭「カンヌライオンズ」訪問レポート 世界の経営とマーケはここまで進化!
特に「関心規模」については、数百万人以上など一定以上の割合で関心を持たれているテーマでなければ、事業への貢献は小さく、従来の社会貢献活動の一環で終わってしまう可能性が高いだろう。

繰り返しになるが、「女性差別の解消」や「LGBT問題」のようなテーマありきで飛びつくのではなく、しかるべきプロセスで十分なインパクトを創出できるかを冷静に見極めた上で取り組むことが重要だ。
また、日本で実践する場合、選定するテーマは海外事例の後追いではいけない。例えば、「シニアに関する問題の解消」など、課題先進国である日本特有の社会課題を取り上げることが、スケールの獲得につながるだろう。
(文=村澤典知/インテグレート執行役員、itgコンサルティング執行役員)
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