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スマホで青汁販売がヒット、売上60億円
そこで、三崎氏は思考をめぐらせる。今の健康食品の顧客層は年配者がメインだが、若年層に販売するにはどんな手段が必要だろうか。若年層の可処分時間を分析すると、今は圧倒的にスマートフォンに費やされている。スマホで健康食品を販売したら、ヒットするのではないだろうか――。
14年に「すっきりフルーツ青汁」などをスマホで販売したところ、若い女性を中心に人気を集め、初年度に年商8億円、2年目の昨年は20億円にも達した。今年は60億円を計上する見通しだ。想定外の数字である。『賢者の選択』のキャスターを務めるジャーナリストの蟹瀬誠一氏も、この実績に着目して、三崎氏に要因を尋ねた。
三崎氏の回答は、「マーケティング調査とデータ分析に基づいて、売れると思う領域に集中的に資本投下を行なった結果です」(同)というものだ。おそらく、同社ではPDCAサイクルが精緻に回されているに違いない。
現在、社員は16名。少数精鋭の社員たちに、三崎氏は「勝つまで止めるな、勝つまであきらめるな」とハッパをかけ続ける。「青汁マイスター」「スキンケアアドバイザー」などの資格取得に要する費用は全額会社負担で、社員のスキルアップを全面的にサポートしている。来年、メディアハーツは新たな発展段階に入る計画をしている。
(文=小野貴史/経済ジャーナリスト)
※本記事はPR記事です。
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