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大丸心斎橋店(「Wikipedia」より)
国土交通省が発表した公示地価(2018年1月1日現在)によると、地価上昇が三大都市圏の街並みを変えようとしている。全国の住宅地の最高価格は、再開発が続く東京都港区の赤坂地区で、億ションが立ち並ぶ人気エリアへ変貌した。大阪の商業地は訪日客の多い心斎橋地区が梅田地区を逆転。中心地が移った。
商業地の上昇率で全国2位だったのは、大阪・道頓堀のフグ料理店「づぼらや道頓堀店」。店頭にフグの巨大模型があることで有名だ。地価上昇率は、16年が前年比40.1%増で全国2位、17年が41.3%増で1位、18年が27.5%増の2位となった。
大阪の商業地の地価を押し上げているのは、訪日外国人(インバウンド)の急増にある。大阪観光局の調べによると、15年が716万人(前年比9.1%増)、16年941万人(同31%増)、17年が1111万人(同18%増)と増え続けており、1000万人の大台を超えた。
訪日客が地価を押し上げ、消費地図を塗り替えた。
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