朝食のお供としておなじみのヨーグルト。一般的に牛乳を原材料としているものを想像する人が多いはずだが、最近では、健康・美容面から植物性ヨーグルトも注目されている。
そんななか、豆製品を中心に日本の食文化にさまざまな影響を与えてきたフジッコ株式会社が、昨春から展開しているのが「大豆で作ったヨーグルト」だ。文字通り大豆が原材料のこのヨーグルトは、豆乳だけでなく大豆丸ごとの栄養があることが特徴で、特に40代以上の女性にオススメだという。
そこで、「女性って発酵食品……というか、菌が大好きなんですよ(笑)」と語る、お笑い芸人のたんぽぽ・川村エミコさんが、40代女性の代表としてフジッコを直撃!「大豆で作ったヨーグルト」を実食するとともに、同社ヨーグルト・デザート事業部長の入道知生氏に開発秘話などを聞いた。
普通のヨーグルトと何が違う?
――まず、川村さんはフジッコにどのようなイメージを持っていますか?
川村エミコさん(以下、川村) やっぱり、CMで耳にする「フジッコのおま~めさん♪」のフレーズが印象的ですね。
入道知生氏(以下、入道) ありがとうございます。川村さんは、豆製品はお好きですか?
川村 女性はヘルシーな食べ物に敏感で、豆は体に良いというイメージがあるので、なるべく摂ろうと意識しています。
入道 では、普段はどうやって豆を摂っていますか?
川村 枝豆はよく食べますが、そうするとビールも一緒に付いてきてしまいます(笑)。意外と食べる機会が少ないので、ひよこ豆をタッパーに入れて持ち歩こうかなって思ってます。それをたまにつまむくらいじゃないと、豆類って意外と摂れないんですよね。
入道 そうなんです。豆が体に良いことはほとんどの人が知っていますが、日本人が日常生活で摂取する機会は、豆腐や納豆、煮豆などでしょうか。フジッコでは、豆を食べるシーンを増やそうと、豆や雑穀が具だくさんに入った「朝のたべるスープ」という商品も販売していますが、より食頻度の高い食品で大豆に触れていただきたい、また“第2の発酵性大豆食品”として日本の食卓に定着する商品をつくりたい、という思いで、この「大豆で作ったヨーグルト」の開発をスタートさせました。
川村 牛乳や豆乳のヨーグルトと、どう違うんですか?
入道 乳製品のヨーグルトは乳由来、豆乳・大豆ヨーグルトは大豆由来という違いがありますが、ともにたんぱく質や乳酸菌、カルシウムが含まれています。ただ、大豆のヨーグルトは乳製品のヨーグルトとは異なり、低脂質でコレステロールもゼロ。また、豆乳ヨーグルトは豆乳を絞る段階で栄養素が豊富なおからを取り除いてしまいますが、「大豆で作ったヨーグルト」は大豆を丸ごと使っているので、食物繊維や大豆イソフラボンなど、大豆の栄養素を余すことなく摂取できるのが特徴です。
川村 いいこと尽くめ! たんぱく質はお肉や魚でも摂れるイメージですけど、ヨーグルトの方がよりお手軽でいいですね。
入道 体づくりに熱心な人などは、どんなたんぱく質を摂るかも考えていますよね。
川村 マッチョを目指すなら動物性のホエイたんぱくやミルクたんぱくが人気ですが、ダイエット目的の女性は植物性のソイ(大豆)たんぱくの方がいいって聞きます。実際、私のまわりでも、そう言っている人は多いです。
整腸効果も期待できる
――「大豆で作ったヨーグルト」は整腸効果も期待できるそうですね。
入道 本商品には食物繊維や乳酸菌だけでなく、オリゴ糖など腸内の善玉菌のエサになる成分も含まれています。これらをセットで摂取することで、腸内環境を整えてくれることが期待できます。
川村 お通じが良くなると、お肌もキレイになりますね。最近はマスクをつける機会が多くて、よく口元にニキビができてしまうんですが、40代ともなるとなかなか治らない。手軽な食べ物でお腹とお肌の状態をケアしてくれるのは、本当にありがたいです!
入道 大豆の代表的な成分のイソフラボンもお肌の状態をサポートしてくれますし、更年期症状にも効果があると言われています。そのような点から、本商品は特に40代以上の女性の方にオススメしています。
川村 その世代には、大豆をしっかり摂りたいけど摂り方がわからない、という人も多いと思います。ヨーグルトなら馴染みもありますし、日常の食事に取り入れやすいですね。実際、どのくらいの頻度で食べるのがいいのでしょうか?
入道 1日約100gから200g摂っていただくことをオススメしています。200gが多いという方は、朝晩に分けて100gずつ楽しんでいただければと思います。
川村 200gはかなりボリュームがありそう……。
入道 ただ、乳製品のヨーグルトと違って大豆独特の風味が残っているので、アレンジして食べたり、さまざま料理に活用できたりするのも特徴です。
川村 それなら簡単に、多く摂れそうですね。どんな味なのか、すごく気になります!
意外なアレンジレシピにびっくり
――では、ここで川村さんに実食していただきましょう。
川村 やった! 楽しみ!!
入道 まずは、シンプルにそのままで召し上がってみてください。
川村 いただきまーす!……わ、大豆、すごく大豆だ! 大豆がさっぱりなめらかになった感じ。酸味がそこまでなくて、ヨーグルトってデザートのイメージもありますけど、これはおかずみたい。大豆のマイルド感とヨーグルト感のバランスがちょうどいいですね!
入道 気に入ってもらえて良かったです。大豆が前面に出ている味なので、どういう反応をされるか、ちょっとドキドキしていました(笑)。
川村 思った以上に大豆でちょっとびっくりしましたが、体が喜んでるのがわかります。
入道 そのままプレーンで食べる以外にも、こちらのように、しょうがと醤油で食べる方法もオススメしています。
川村 えー、合うのー!? どれどれ……あ、合う! 朝食べるなら、冷ややっこのような感覚でいけそうですね。大豆だから和風のサラダにも使えそうだし、お刺身とも合いそうなので、藁焼きのカツオのサラダに、このしょうがと醤油をかけたヨーグルトをドレッシング代わりにしたら、フレンチっぽい和風サラダになりそう!
入道 そうですね。大豆は和の食材なので、和食との相性が良いんです。お味噌汁に入れれば、コクが増します。醤油とわさびで食べてもおいしいですよ。
川村 ブロッコリーやほうれん草の白和えに大豆ヨーグルトをかけて、醤油をたらして混ぜても良さそうですね。
「大豆と乳酸菌」のベストな組み合わせ
入道 他にも、スープパスタやシチュー、洋風のスープに隠し味として加えても、とてもおいしく召し上がれるかと思います。
川村 へー。あとは、ハチミツとかを入れてもおいしそう。
入道 まさにその通りで、このように黒蜜ときなこを入れて食べると、また違った味わいを感じることができますよ。
川村 んー! おいしい! 今までのものと全然違って、これはしっかりデザート。バニラアイスと黒蜜きなこが合うのと一緒で、これは最強ですね。これだけいろいろアレンジできたら、1日200g摂取するのもそんなに難しくないかも……!
――改めて感想をお聞かせください。
川村 ものすごく大豆でした(笑)。でも、主食に合わせてもデザートとしても、どちらもおいしく食べられます。乳製品のヨーグルトは小さい頃から馴染みがあるから気になりませんでしたが、実はそちらの方が酸味が強くてクセがあるのかも。先入観をなくして考えたら大豆のヨーグルトの方が万能で、しかも栄養価も高いなんて最高です。味はヨーグルトっぽくはないけど、そういうものだと考えればすごくおいしい。大豆風味が苦手な人は、黒蜜やハチミツを入れてデザートとして食べれば問題ないです。これだけの栄養がありながら食べやすいという商品を開発するのは、やっぱり大変だったんじゃないですか?
入道 そうですね。すごく簡単に説明すると、大豆の粉を全体にうまく溶かして、それに乳酸菌を植えて発酵させるのですが、相性が良い「牛乳と乳酸菌」の組み合わせと違って、しっかり発酵して、かつおいしく、健康的な価値を持たせられる「大豆と乳酸菌」の組み合わせを見つけるのが非常に難しかったですね。
川村 なんか、マッチングアプリみたいですね(苦笑)。
入道 何度も断念しそうになりながら、開発から完成まで6年の歳月を費やしました。発売当初はもっと大豆のクセが強かったのですが、それを発酵時に抑えることに成功し、今春から、さらに味がマイルドに食べやすくリニューアルできたのもポイントです。
川村 そうだったんですね。その6年間の苦労を一口一口噛み締めながら、いただかなくちゃいけませんね。素晴らしい食品を開発していただき、ありがとうございます。40代の女性を代表して、お礼を言わせてください(笑)。
(構成=武松佑季 撮影=尾藤能暢)
●「大豆で作ったヨーグルト」
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