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【ジャカルタ=時事】トリドールホールディングス(東京都渋谷区)は14日、インドネシアでの丸亀製麺(現地名Marugame Udon)100店舗目のオープンを記念し、首都ジャカルタ近郊で粟田貴也社長も参加してセレモニーを行った。1号店を開設したのは2013年で、10年余りで大台を達成。海外では他に台湾やフィリピンなど7カ国・地域に約140店舗を展開しているが、インドネシアの店舗数が飛び抜けて多い。
同国ではジャワ島のほか、バリ島、スマトラ島、カリマンタン島、スラウェシ島などに店を構える。現地法人の近藤肇最高経営責任者(CEO)は「今後は進出していない(インドネシアの)島にも店を出していきたい」とあいさつした。
当初は「インドネシア人はうどんは好まない」と反対されたこともあったというが、麺文化が浸透しており、親日国でもあることから進出を決意。味を現地の好みに寄せ、トッピング用にネギと天かすのほかに生唐辛子も用意し、イスラム教徒の食事戒律に適合したハラル対応にも力を注いだという。
日本と同じように店内でうどんを作ることでライブ感を演出。若い人向けにインスタ映えするような店舗を心掛けているという。
1番人気は肉(牛)うどん。これにビーフカレーうどん、チキンカツカレーうどんが続く。サイドメニューの中では、エビ天、次に独自のチリパウダーをまぶしたのり天の人気が高いという。プリンなどのデザートが味わえるのも特徴だ。(了)
(記事提供元=時事通信社)
(2023/10/15-18:57)
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