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デフレ勝ち組苦境、なぜホワイト企業好調?多い休日、短時間労働…労働環境改善が業績直結

文=編集部
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 これまでは「風変わりな会社」ぐらいにしか思われていなかったが、人手不足に悩まされずに好業績を上げていることから投資家の評価が高まった。株価はリーマン・ショック前の07年2月13日の上場来高値1665円を抜き、9月19日には1920円をつけた。9月22日の終値は1800円である。

 大企業でホワイト企業の目安のひとつとされているのは、有給休暇取得率だ。「有給休暇取得率ランキング」(3月19日付「東洋経済オンライン」調査)によると、1位は3年連続で本田技研工業だった。取得率は3年平均で101.5%と100%を超えている。ホンダは年末に有休残が必ず20日以下になるよう、計画的に有休取得に取り組んでいる。デフレ解消傾向を受け、業績面や株価対策面からも企業は労働環境改善に向けた意識改革を求められているといえよう。
(文=編集部)

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