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闇営業はカラテカ入江を切る絶好の機会だった?彼がのめり込んだ裏ビジネスと吉本の思惑

文=藤原三星
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ナダルが告白した闇営業

 でははたして、この騒動はいつまで続くのか? 前出の放送作家は次のように語る。

「中途半端な芸人の闇営業スクープならまだまだ出てくるかもしれませんが、売れてる人は警戒心が強いため、今回ほどわかりやすい写真は、これ以上は出てこないのではないでしょうか。しかし、こういった事件があると、吉本の芸人はたいてい全員が本社に集められ、コンプライアンスを叩き込む座学研修を受けさせられる。今後、おそらく闇営業は禁止になり、取り締まりも厳しくなるでしょう。

 コロコロチキチキペッパーズのナダルなどは、仕事は多いもののまだ単価が安いためか、闇営業を率先してやっていることを、今回の事件が発覚する直前の『水曜日のダウンタウン』で明かし、事件発覚後に話題になっていましたよね。実際この事件が起こるまでは、闇営業というワードはテレビでもネタ的に使われていましたが、今後はテレビでもNGワードとなりそうです。

ただ、反社会的勢力とつながりを持つのは言語道断ですが、普通の企業や真っ当な社長さんとの、お付き合いのなかでの直営業でさえも、会社を通さないという意味では“闇営業”とされてしまう。そうした仕事のすべてを闇営業として禁止にされてしまうと、食っていけない若手芸人にとってはきついでしょうね」

 若手芸人たちの生活を支えてきたという側面もある「闇営業」。所属事務所が決めた守るべきルールとはいえ、今回の一件でお笑い界がより息苦しくなるのは間違いないようだ。
(文=藤原三星)

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藤原三星(ふじわら・さんせい)
ドラマ評論家・コメンテーター・脚本家・コピーライターなど、エンタメ業界に潜伏すること15年。独自の人脈で半歩踏み込んだ芸能記事を中心に量産中。<twitter:@samsungfujiwara

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