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秋津壽男「正しい医療or間違った医療はこっち!」

マスクやうがい薬は無意味?間違いだらけの風邪予防…常に暖かい室内はかえって危険

文=秋津壽男/総合内科専門医、秋津医院院長

 うがいは、のどを洗う感覚で1日に何度も回数を多くすることが大切です。うがい薬は必要ありません。ヨード系のうがい薬と水うがいを比較した実験では、水うがいのほうが風邪の治りが早かったという報告もあります。強力な消毒薬をのどに付けると、のどの善玉菌まで殺してしまうのが良くないようです。

 うがいには塩茶がおすすめです。出がらしの茶葉に熱湯を注ぎ、冷まして塩をひとつまみ入れるだけ。緑茶のポリフェノール成分が殺菌に役立ち、塩は刺激を和らげます。
(文=秋津壽男/総合内科専門医、秋津医院院長)

秋津壽男/総合内科専門医、秋津医院院長

秋津壽男/総合内科専門医、秋津医院院長

秋津医院院長、総合内科専門医。大阪大学工学部醗酵工学科を卒業後、和歌山県立医科大学医学部に入学。循環器内科に入局し、心臓カテーテル、ドップラー心エコー等を学ぶ。その後、東京労災病院等を経て、1988年に品川区戸越銀座に秋津医院を開業。現在、『主治医が見つかる診療所』(テレビ東京系)にレギュラー出演中。著書に、「長生きするのはどっち?」「ガンにならないのはどっち?」古いワインの解説書の「古酒礼賛」などがある。

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