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ケータイ電波、脳腫瘍の原因との報告も…最悪なら致死率95%、レントゲン検査が原因か

2016.03.01 2016.03.02 12:37 ライフ
ケータイ電波、脳腫瘍の原因との報告も…最悪なら致死率95%、レントゲン検査が原因かの画像1「Thinkstock」より

 2月23日、俳優・松方弘樹脳腫瘍のために長期療養することが発表された。腫瘍は悪性で手術が必要なため、3月1日から予定していたコンサート出演は中止、6月に予定されていた主演を務める舞台も降板するという。松方は現在、東京都内の病院に入院している。

 また、17日にも、女子プロレスラーのRayが悪性の脳腫瘍を患っていることを明らかにしている。Rayの場合は試合で脳しんとうを起こし、その後の検査で腫瘍が発見された。手術困難な位置にあるため、治療法が限られるという。

 Rayは記者会見で「10万人に1人という病気に、なぜ私がならなければ、というのがあった」と心境を吐露しているが、がんの一種でもある脳腫瘍とは、どのような病気なのだろうか。新潟大学名誉教授の岡田正彦氏は、以下のような見解を示す。

「脳腫瘍は、その名がよく知られているわりに発症頻度は低く、平成26年の統計によれば、割合はすべてのがん死亡の中で1.3%ほどです。種類が多く、まず『頭の中で発生したもの(原発性脳腫瘍)』と『ほかの臓器から転移したもの』の2つに大別できます。

 前者が8割以上を占め、種類も126あります。『髄膜腫』『神経膠腫』『下垂体腺腫』などが代表的で、併せて原発性脳腫瘍の7割ほどを占めています。

 脳腫瘍の特徴のひとつは、必ずしも悪性のものばかりではないということです。ただし、頭蓋骨で囲まれた閉鎖空間に発生するため、悪性でなくても脳が圧迫され、放置すれば命にかかわります」

 松方の場合は2月初旬から「体がしびれる」「腕に力が入らない」などの症状を訴え、その後の検査で脳腫瘍の疑いが浮上したという。また、松方もRayと同じく、腫瘍が手術困難な場所に存在する可能性も高いようだ。脳腫瘍は、どんな症状や治療が一般的なのだろうか。

「頭痛、めまい、突発的な嘔吐、片側の麻痺、視野の異常、けいれん発作などが一般的な症状ですが、診断にはCT(コンピュータ断層撮影)やMRI(核磁気共鳴画像法)などの検査が必要です。

 治療は手術が原則で、ほかの部位のがんと同じく、放射線療法や抗がん剤による治療も行われます。治療によって命が助かる割合は、脳腫瘍の種類によって大きく異なります。

 神経膠腫のひとつである『神経膠芽腫』は悪性度が高く、5年後に生存している割合はわずか5~6%です。一方、髄膜腫や下垂体腺腫は生存率が高く、同じく93~96%とされています」

携帯電話を当てる側に腫瘍が発生?

 現在73歳の松方は、これまで大病を患った経験がないといい、釣りをライフワークにするなど、健康的なイメージが強かった。それだけに、衝撃を受けたファンも多かったようだが、脳腫瘍が発生する原因などはあるのだろうか。

BusinessJournal編集部

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