「狂ってる!狂ってるよ!こんな!」
1日から全国発売された山崎製パンと不二家のコラボ商品「ランチパック ペコポコチョコレート入れちゃいました」について、Twitter上ではそんな投稿が注目を集めている。
商品は不二家の人気キャラクター、ペコちゃん、ポコちゃんの顔の形のチョコレート「ペコポコチョコレート」とホイップクリームをサンドしたもの。ただ、“ランチパック”という商品の特性上、“ペコちゃんがホイップクリームとパンにはさまれて埋まっている”とも捉えることもできてしまうのだ。そのため、「男(編集部注:ポコちゃん)も生き埋め」(原文ママ、以下同)「何で入れちゃったの」「死ぬほど笑ってる」「いいなこれw買ってこようww」などと反響が相次いでいる。
なお、山崎製パンの同商品の公式サイトでは「♡のパンにペコちゃんのチョコレートとホイップを、もう一方のパンにはポコちゃんのチョコレートとホイップをサンドしました。ペコちゃんとポコちゃんの顔はそれぞれ2種類。何が入っているかはお楽しみ!」と説明している。
実際に買って食べてみた
ペコちゃん、ポコちゃんの安否が気になったので、実際に購入して食べてみた。ネット上で話題になっていることもあってか、品切れになっているコンビニ、スーパーもあり、複数店舗をはしごして入手した。パッケージは以下の通り、ペコちゃんの顔を大きくあしらったバレンタインデーを意識した可愛らしいデザイン。ランチパックの公式キャラクターのランチちゃんとパック君が2人でハートマークを作っている。
ペコちゃん、ポコちゃんは各2種類。しかし、ランチパックは周囲がプレスされているサンドイッチだ。普通のサンドイッチだったら、片方のパンをはがすことで簡単に中身を確認できるのだが、ランチパックではできない。そこで、切り目を入れ、ペコちゃんがどういう状態でパンに挟まれているのかを確認してみた。
チョコレートのペコちゃんはパンの中央に配置されているが、なにも考えずにかじりついてしまうと、チョコ本体も一緒に食べてしまう可能性がある。つまり、最大の売りである、キャラクターとしてのペコちゃん、ポコちゃんの“元の姿”を見ることは難しくなってしまうのだ。
いきなりかじりつく前に、縦に半分に割って、中にどんなペコポコチョコレートが入っているのかを確かめてから、食べるほうがいいかもしれない。一方で、味に関しては鉄板ともいえる不二家のチョコはもちろん、ホイップクリームとの組み合わせはマッチしているし、パンとの相性も良いように感じた。
山崎製パン広報部の担当者は同商品のコンセプトとおススメの食べ方に関して次のように説明した。
「ランチパックですので、ふんわりとしたパンと、チョコレートの食感を楽しんでもらいたいというコンセプトです。ホイップとのバランスがとれているところも、ポイントになっています。基本的に一緒に食べていただくのがおススメかな、と思いますけれども、顔の形のチョコレートが入っていますので、横からそっと開けていただくという楽しみ方もあるのかな、とは思います」
(文=編集部)