オフィスでできる、脳を活性化し、腰痛にも効く簡単ストレッチとは?
今回お邪魔した企業は、企業のブランディング事業を手掛けているエスプライド。同社は、企業の贈答品や販促物として用いるオリジナルのお菓子のほか、観光地やイベントなどで販売される商品をプロデュースしています。今回、カラダのお悩みを抱えているのは、清須陸さん、浅輪久美子さん、野瀬絢さんです。
まずは、今回の参加者で唯一の男性、クリエイティブ本部のアートディレクター/イラストレーター、清須陸さんにカラダのお悩みを聞いてみます。
清須さん 私はデザイナーなのですが、長時間仕事をしているとアイディアが詰まってきたり、頭がモヤモヤしてくるんですよね。そういうときにリフレッシュする方法はありますか?
かつもと 頭のリフレッシュですね。ほかに、カラダが痛いとか、そういう悩みはありますか?
清須さん 座り仕事なので、腰が痛くなることがあります。
–デザイナーという職業柄、常に斬新なアイディアを求められる清須さん。疲れた頭をリフレッシュさせる方法に加えて、腰の痛みに効くストレッチをリクエスト。
まずストレッチに移る前に、3人の身体の状態をチェックするため、簡単なテストをします。
かつもと 軽く足を閉じて立ち、そのまま肩の力を抜いて、ゆっくりと前かがみになります。大きく息を吸って、吐きながら、両手を床に近づけます。そして、ゆっくり上体を起こしてください。
清須さん 私のカラダ、硬いですよね。
かつもと このボディチェックには指標があり、両手がしっかり床についた方のカラダ年齢は20代です。清須さんは60代ですね。
–実年齢は20代なのに、カラダ年齢は60代といわれてしまった清須さん。かつもとあきのストレッチ術で、カラダを若返らせることができるのでしょうか。
オフィスでできる 簡単「腰の痛みに効くスローストレッチ」
【動画はこちら】 http://youtu.be/iVPDadtjXVA
–ではここで、かつもとあき流オフィスでできる簡単ストレッチをご紹介します。
【腰のスローストレッチ】
1.立った状態から、両手を膝に添える
2.ゆっくりと膝を曲げてしゃがむ
3.しゃがんだ姿勢のまま頭を下げる
4.頭を下げたまま、お尻を先に上げてゆっくりと立ち上がる
5.ひざをまっすぐ伸ばし、ゆっくりと頭を上げる。これを3回繰り返す
–このストレッチでは、膝や太ももの裏の筋肉をしっかり伸ばすことができます。この部分は、歩いたり走ったりするときに重要な役割を果たすので、柔軟に保っておけば健康をキープすることにもつながります。
また、女性の方は、特に膝裏をしっかり伸ばしておくと、ヒールを履いて歩くときの姿勢がカッコよく決まります。
ストレッチ後の効果を確認してみると…
ストレッチ終了後、最初にやったテストを再び3人に受けてもらいました。たった3回のストレッチでも、変化はあるのでしょうか?
3人とも、以前より両手が床に近づいています。ストレッチの効果がさっそく現れているようです。
かつもと 3人とも前よりカラダが柔らかくなりましたね。清須さんのリクエストにあった、疲れた頭をリフレッシュさせるためには、今回行ったストレッチのように、少し頭を下げるのが効果的です。ずっと上体を起こした姿勢でいると脳に血液が回りにくくなります。
頭が疲れているな、と感じたら、少し外に出て新鮮な空気を吸いながら、今回紹介したストレッチを3~5回ほど繰り返すのがおすすめです。頭に血液が回ると脳が活性化されて、気分が切り替わります。
脳を活性化させるためには、指先を動かすのもおすすめです。一番いいのは、足の指を動かすこと。オフィスでは靴を履いているので難しいかもしれませんが、本当に煮詰まったときは、靴を脱いで足の指をほぐしてみましょう。
清須さん これからは疲れたときにはストレッチをして、いいアイディアを生み出せるようにしたいです。
–長時間のデスクワークで頭が疲れたなと感じている方はぜひ、今回紹介したオフィスでできる簡単ストレッチ、試してみてください。
(文=降旗愛子/デファクト・コミュニケーションズ)
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<目次>
1.あなたのカラダの悩みの原因
2.ほとんどの人が気づいていない大きな勘違いのポイント
3.究極の習慣化メソッド
4.カラダ年齢を実際にチェックしてみよう
5.プロでも失敗する疲労改善の盲点