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また、甘味を出すために合成甘味料のアセスルファムK(カリウム)を使っていますが、アセスルファムKは健康に害を与える危険性がかねてから指摘されています。アセスルファムKを0.3%、1%、3%含むえさをイヌに食べさせた実験では、0.3%群でリンパ球が減少し、3%群では肝臓に障害が起こった時に増えるGPTの増加が認められました。つまり、免疫力が低下したり、肝臓がダメージを受けたりする可能性があるのです。
プリン体は、私たちが普段食べている多くの食品に含まれており、それを摂らないようにすることなどまず不可能です。ですから、いくらプリン体を含まない発泡酒を飲んでも、ほとんど意味はないのです。問題なのは、アルコールを飲みながらプリン体を多く含む食品を食べることなのです。結局、プリン体を多く含む食品を食べ過ぎないようにすれば、通常のビールや発泡酒を飲んでも、痛風になることはないのです。
(文=渡辺雄二/科学ジャーナリスト)
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