スマホ、タブレットで高まる技術革新への期待~カメラのリフォーカス、4K動画再生…
今年も1月7~10日、米ラスベガスで世界最大級の国際家電見本市CES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)が開催された。これはAV機器、白物家電、カメラから自動車、スマートフォン(スマホ)などのスマートデバイスまで、世界的なメーカーのさまざまな機器が展示され、メーカーのトップが今年の方向性を語るプレスカンファレンス、キーノート(基調講演)も行われる。このイベントでの展示、発表から今年のスマホがどうなるかを予測してみたい。
CESで展示されているスマホで、今年、日本においてリリースされると目されるもののうち、めぼしい端末はLG電子の「G Flex」ぐらいしか見つけることができなかった。現地ではソニーモバイルの「Xperia Z1 Compact」が人気だったが、すでに日本でリリースした「Xperia Z1 f」の北米版というべきもので、特に目新しさはなかった。
しかし、そんな平穏なラインナップのスマホの陰で、スマホを駆動するエンジンともいえるモバイルプロセッサの革新は進んでいた。