不利益を被っているユーザの本音が爆発
ソニーがiTunesに音楽配信、でレコチョク大炎上?
このようなミュージシャン、ユーザの声は決して少なくはない。ユーザにとってみれば、音楽レーベルの問題などまったく関係はない。自分の好きな曲が自由にiTunes Storeで購入できることが一番である。レコチョクアプリのレビュー炎上は、「ソニーがiTunes Storeに楽曲を提供してほしい」と願う人々が、これほど多いということの一端を示す事件であろう。
もちろん、そこに書かれている言葉は辛辣であり、ソニーに対するあからさまな批判であるが、逆に、それらのメッセージは、ソニーに対し門戸開放を望む、希望の表れであるようにも見える。
そのような想いに、ソニーは応えていくつもりはあるのだろうか?
それとも、独自の音楽配信サービスを発展させ、iTunes Storeとの対抗色を一層強めていこうとしているのだろうか?
引き続き、動向を見守りたい。
(文=池田冬彦)