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3日間こってり使って判った、やはりiPad miniが一番!?

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bj_ipad1106_03.jpgiPad miniとDVDケースを両方持ってみた。ほぼ同じサイズであることがわかる

●画面の美しさはどうか?

 iPad miniの気になるもう1つのポイントは、Retinaディスプレイではないことだ。このあたりも、ネットでも話題になっている点だ。

 Retinaディスプレイとは、画面の表示密度を上げて、より高精細に表示するディスプレイのことだ。ディスプレイの画像は小さな点(ドット)の集まりで表示するが、そのドットの数が多いため、よりきれいに表示できる。アップルでは一定以上の密度を持つものをRetinaディスプレイと呼んでいる。

 RetinaディスプレイのiPadと比較してみると、画質が違うことがわかる。特に、画面に目を近づけてディスプレイを観察すると、Retinaディスプレイのほうがエッジなどがきれいで、ドットが精細であることがわかる。この精細度を示す単位を1インチあたりのピクセル数(PPI)で示すが、RetinaディスプレイのiPadでは264PPI、iPad miniでは163PPIという違いがあり、Retinaのほうが高密度だ。

 しかし、実際に写真を表示したり、電子書籍を表示する場合、さほど大きな違いがあるようには見えない。画面に顔を近づければ違いがわかるものの、普通に見る分には違いはわからない。むしろ、これはRetinaモデルと比較して初めてわかることだ。ネットでの議論はどちらかといえばiPadやiPhoneなども所有する「目の肥えた」ユーザーの辛口の意見が主流であり、神経質に考える必要はないだろう。

bj_ipad1106_04.jpgiPadと同じ写真を表示して画質を比較してみた。じっくり見るとiPadのほ
うがクォリティが高いが、iPad miniの画質が特別に劣っていることはない
bj_ipad1106_05.jpgiPadとiPad miniを並べて同じWebページを表示した。どちらも
1024×768ピクセルの解像度だが、iPad miniでも視認性に大きな問題はない
bj_ipad1106_06.jpgiPad Retinaモデル(左)とiPad mini(右)で、同じ電子書籍のページ(honto)
を表示してみた。iPad miniはややジャギーが見えるが、さほど気にならない

BusinessJournal編集部

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