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安倍政権の種子法廃止で、日本の「種子」が外資に乗っ取られる…価格50倍に高騰

文=片田直久/フリーライター
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 国会も、これに呼応し始めた。

「野党6党が6月、種子法復活法案を出して自民党は審議に応じました。これは異例中の異例です。私は国会議員を20年間やっていましたが、初めてのことです。与党が強行採決して廃止した法律の復活法案審議に当の自民党が応じる。そんなこと、とても考えられなかった。この前の国会で審議され、全会一致で継続審議になった。だから、種子法復活法案は今、国会で審議中なんです」

 来年の通常国会に農水省は種苗法の改正案を提出する構えだと、山田氏は見ている。改正が実現すれば、農家による自家採種は禁止となる。ますます企業による農業への介入が進むのは間違いない。地方と国会の動きを止めてはならない。山田氏はこう締めくくった。

「地方は動き始めました。これから変わっていくと思います」
(文=片田直久/フリーライター)

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