ポジティブ視点の考察で企業活動を応援、企業とともに歩む「共創型メディア」/Business Journal
ダマされないための「儲けのカラクリ」 第5回
AKB48は日本製造業の継承者と言わざるを得ない理由
人生=物語の販売
おそらく、AKB総選挙を見て泣いた人がいるとすれば、彼女たち一人ひとりの「物語」に共感したからだろう。人びとの関心は、企業をつくり世界に羽ばたいた起業家物語から、アイドルの立身出世物語に移ってきた。AKBは楽曲とライブを売りにしているのではない。メンバーの人生を販売しているのである。
ソニー創業者の井深大氏・盛田昭夫氏のスピーチに感銘を受けたのが、アップルのスティーブ・ジョブズで、彼はプレゼンの名手となった。本場日本では、AKB48がスピーチの巧みさを受け継いだ。AKB総選挙を見てもわかるとおり、彼女たち並みにスピーチがうまいひとたちを探すほうが難しい。私がAKBを「日本製造業の正当な後継者」と呼ぶのは、こういった類似性があるからだ。
え? そんなにAKBが製造業に似ているんなら、日本的製造業のもう一つの特徴である「年功序列」はどうかって?
調べてみた。以下は、第3回AKB総選挙での結果だ。
・メディア選抜(上位12人):平均年齢20.0歳
・選抜メンバー(上位21人):平均年齢19.5歳
・アンダーガールズ(22~40位):平均年齢18.4歳
マジかよ……。製造業とおなじく、「年功序列」なのか。
次に第4回AKB総選挙での結果だ。
・選抜メンバー(上位16人):平均年齢20.5歳
・アンダーガールズ(17~32位):平均年齢19.9歳
・ネクストガールズ(33~48位):平均年齢18.6歳
・フューチャーガールズ(49~64位):平均年齢18.4歳
マジかよ……。これも「年功序列」だ(篠田麻里子様が平均年齢を上げていると疑うひともいるだろうが、麻里子様を除いても、選抜メンバーの平均年齢は20.1歳だ)。
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UPDATE:23:30