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共産党候補者、「息子に性器見せ」が物議…性教育を逸脱、性的虐待にあたる可能性

文=Business Journal編集部
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小池めぐみHPより

 4月に行われる東京・杉並区選で、日本共産党から立候補予定の小池めぐみ氏の過去ツイートが物議を醸している。

 問題のツイートは、2018年12月16日に投稿されたもの。小学校3年生(当時)の息子に性教育を施すという内容で、女性器を見たことがないという息子に、自らの性器を見せたと得意げに語っているのだ。

「小池氏は『杉並地区ジェンダー平等推進室長』で、自ら『フェミニスト、アナキスト』と名乗っています。共産党はジェンダー平等を強く訴えていますが、小池氏のこれまでのツイートを見ると、とてもその方針にふさわしい人物とは思えません。同じことを男性が発言すれば大騒ぎしそうな内容を、平気で発信しています。自らの性器を子供に見せる行為は、性虐待にあたるとの指摘があります。仮に、父親が娘に男性器を見せつけたなら、共産党も虐待だと批判するはずです」(全国紙社会部記者)

 厚生労働省雇用均等・児童家庭局総務課が発行している『子ども虐待対応の手引き』によると、「子どもに性器や性交を見せる」行為は性虐待にあたると定義している。小池氏の行為は、このガイドラインに抵触しているとみられる。「性差別、性虐待をなくす」との理念を訴えている小池氏だが、このガイドラインは把握しているのだろうか。

 小池氏は今回の選挙に立候補するにあたり、“ひとり一人の権利が守られる社会へ”と訴え、『子どもの権利条例制定』を公約に掲げている。息子に自らの性器を見せて性教育することが、「子どもの権利」を守ろうとする人物の取る行動なのか。

 小池氏の問題発言は、これだけではない。たとえば、ホストクラブを推奨する発言を繰り返している。個人でホストクラブに行くこと自体は否定しないが、「ホストクラブが普通の女性の娯楽の場になってほしい」「歌舞伎町とホストクラブを陰ながら応援しています」などと世界に向けて発信するのは、いかがなものか。仮に自民党の男性議員が、キャバクラを推奨する発言をした場合、共産党はどのように反応するのだろうか。

 さらに、小池氏は小学校で3年間PTA役員を務めた経験があり、LGBTQや性に関して学校で小学生たちに講義を行ったこともあるという。

 大きな騒動となったことを受けてか、小池氏は当該ツイートを削除している。共産党からの指導が入ったのではないかとみる向きもあるが、いずれにしてもツイートが波紋を広げているわけで、消せば済む話ではなくなっている。小池氏と共産党は説明責任を果たすべきではないだろうか。

BusinessJournal編集部

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