年が明け、心機一転、「今年こそお金を貯めよう」と考えている人も少なくないでしょう。しかし、これまでお金を貯めようと節約をしてきたけど、結局お金が貯まらず仕舞いだったなら、同じことを繰り返してしまうことも。
では、どうすればいいのか。
そういうときは「財布の使い方」を変えてみるといいかもしれません。
開運コンサルタントの浅野美佐子さんは、これまで1万人以上の財布を見てきたところ、お金持ちの財布はいつも整理されていて、とてもキレイだという共通点があったと述べます。そして、財布の使い方が丁寧ならば、「財布の神さま」に愛されると言うのです。
浅野さんの著書『愛もお金も引き寄せたいなら 財布の神さまと仲良くしなさい』(すばる舎刊)は、お金持ちから学んだ財布の使い方、お金の使い方をまとめた一冊。ここでは、本書から「財布の神さま」に愛されるためにおさえておきたい7つのポイントを紹介しましょう。
■財布のお札は新札を入れる
真新しいものってワクワクしますし、大事に使おうとしませんか? それはお札も同じで、新札は丁寧に扱いたくなるもの。それがひいては毎日を丁寧に生きることにつながり、人生が好転するきっかけになるのです。
■レシートや領収書は入れない
前述の通り、成功している人は財布の中身がキレイ。逆に財布の中身がぐちゃぐちゃな人は心が整っていないことが多いそう。財布の中と心の中は同じ。自分の心を整えるように、財布の中を整えてみてください。
■ポイントカードも絶対NG
浅野さんいわく、ポイントカードは「無駄遣いの元凶」。「このカード使わなくちゃ!」とカードに振りまわされていると、ものばかりが増えていくだけです。財布の中はクレジットカード1枚と最低限のキャッシュカードだけ入れ、身軽にしておきましょう。
■「お財布ベッド」で休ませる
家に帰ったら財布を机の上に置きっぱなしにしていませんか? 「お財布ベッド」とはいわば、家の中の財布の居場所のこと。浅野さんは、金運の観点からベッドルームの北・北西側のクローゼットの中に財布を保管するのがおすすめだそう。
■毎日「ありがとう」と伝える
「ありがとう」という言葉、常日頃から言っていますか? 「ありがとう」という言葉は自分に返ってくると浅野さん。それはお金に対してもいえることで、財布から支払うときに「ありがとう」と感謝を乗せると、そのプラスのエネルギーが戻ってくるといいます。
■小さな借金はしない
「ランチ代ないから立て替えておいて」「後で払うね」といった小さな借金。これがクセになると、お金から嫌われてしまいます。 信頼できる人にお金はまわってくるもの。毎日コツコツと信頼を積み上げ、良い縁をつかむ努力をすることが、お金を引き寄せる近道なのかもしれません。
■「へそくり」も厳禁
家族に内緒でお金を貯める「へそくり」も浅野さんから見ればNGだそう。へそくりは陽の目を見ない「死に金」。お金を貯めるなら、オープンに目的を持って、本当に使いたいとき、必要な時ときに使えるように、家族と一緒に「プラスのエネルギー」で貯めてくださいと述べる。
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お金を入れる財布は毎日使うものです。その毎日使うものをぞんざいに扱うのではなく、丁寧に扱うことで、日々の生活も丁寧になっていくと考えれば、財布に対する使い方も変わるはずです。
財布の中を見てみてください。レシートがぐしゃぐしゃになっていたり、ポイントカードが何枚も入っていたりしませんか? もしそうならば、一度ちゃんと整理をしてみてはいかがでしょうか。
(新刊JP編集部)
※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。