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禁煙は意志だけでは無理? 医師が教える最強のメソッドとは

新刊JP
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 世の中には、多くの禁煙法の本で溢れかえり、さまざまな禁煙術が勧められていますが、どれもやりにくかったり、難しかったりして、始めてはみたけれど、途中で挫折してしまいがちです。

 なかなか思うに任せないのが禁煙というものですが、『吸いたい気持ちがスッと消える 医者が教える最強の禁煙術』(奥仲哲弥著、アスコム刊)では、医師である著者によるこんな禁煙法が紹介されています。

■脳内ホルモン×習慣化×理解度でタバコはやめられる

 本書の禁煙法のポイントは3つ。

 1つ目は、脳内ホルモンをコントロールすることです。

 タバコを吸うと、ニコチンが体内に吸収され、脳に達してドーパミンを出させます。ドーパミンは脳内ホルモンの一種で、「快楽ホルモン」と呼ばれます。これが出ると脳は快感に浸り、その刺激が欲しくなります。

 禁煙がなかなか成功しないのはこのドーパミンによるところが大きいとされていますが、これを逆にみて、本書ではニコチン摂取によるドーパミンの快楽に代わる快感をなにか別の方法で得ることができれば、タバコを吸う必要がないとしています。

 そのために、簡単な呼吸法や体操などがあるのですが、本書では、そのためのメソッドを紹介しています。

 2つ目は、習慣化すること。

 いくらがんばって禁煙しても、タバコの煙がもうもうとしているパチンコ屋に行ったり、自由にタバコが吸える居酒屋に行ったりしては、禁煙はなかなか続きません。ヘビースモーカーの友人と会ったりすることもよくないでしょう。

 禁煙するなら、喫煙習慣に関係するものを数週間から数ヶ月は遠ざけないといけません。

 そして、3つ目はタバコへの理解度を深めることです。

 これは今タバコを吸っている理由とも関わりますが、タバコに関する最新の正確な知識が不足しているために、謝った認識でタバコに接していて、本当の恐さを知らずにいることから起きています。

 この3つを実践すれば、タバコのいらない生活がグッと近づいてくるでしょう。

 また、本書では、就職が不利になる、手術の選択肢が非喫煙者に比べて少ない、妻ががんになる可能性が2倍になるなど、喫煙が、いかに自分や家族など大切な人にとって迷惑で、不利であるかが詳しくわかりやすく書かれています。

 禁煙することで、悪いことはひとつもありません。禁煙によって臭いが消える、まわりから喜ばれる、節約できる、健康になれるなど、生活の質を圧倒的に高められることは、本書で掲載されている禁煙に成功した人たちの体験からも明らか。

 なかなかタバコがやめられない人は、一念発起、本書のメソッドを試してみてはいかがでしょうか。
(新刊JP編集部)

※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

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