仕事が忙しく、会社と自宅の往復の毎日。出会いを作りたいけれど、なかなか機会がない。でもそろそろ結婚を考えたい。そんなときに活用してみたいのが「お見合いアプリ」だ。
実際にお見合いアプリで知り合い、結婚したのが『アプリ婚 お見合いアプリで出会って1年で婚約→結婚しました』(小学館刊)の著者である新里碧さんだ。
本書では、取材漫画家の著者が、「アプリ婚活」の現実やあるある、自身の結婚までのエピソードを漫画と文章で紹介している。
■マッチングへの第一歩「いいね!」をもらえるプロフィールの作り方
お見合いアプリでは、プロフィールを見て、お互いに「いいね!」ボタンを押すと、アプリ内でメッセージのやりとりができる。そのため、まずは異性から「いいね!」をしてもらわなければならない。
しかし、始めてみると意外と「いいね!」がもらえないかもしれない。 より多く「いいね!」をもらうためには、自分のプロフィールをちゃんと作ることが重要だ。
たとえば、プロフィール写真の選び方にもポイントがあると新里さん。そのポイントはこのようなものがあるという。
・あまり昔過ぎる写真は避ける
・その人の趣味や生活、自分らしさが垣間見える、会ってみたくなるような写真を選ぶ
・自分が男性のプロフィールを見ている時に、どんなところが気になるか、どんなところが決め手になるか分析して自分のプロフィールの参考にする
続いて、写真を決めたら、次はプロフィールの情報だ。
新里さんは、男性目線でプロフィールをつくることが重要だと述べ、何から書いたら良いのかわからない場合は、まずは自分が良いなと思った男性のプロフィールの書き方を真似して書き始めるのをおすすめする。
そして、自分のプロフィールを客観的な目で見て、少しずつ手直しすると、どんどん良いプロフィールになるというのだ。
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マッチングアプリで婚活をしたり、結婚をする人が増えてきた昨今、これからマッチングアプリを始めようと思っている人もいるだろう。しかし、魅力あるプロフィールが作れなければ「いいね!」はなかなかもらえない。新里さんのアプリを使った婚活の進め方は大いに参考になるはずだ。
面白く、そして実用的な一冊である。
(新刊JP編集部)
※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。