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働きアリから脱出せよ!生産性の高い仕事をするために知っておくべきこと(4)

「時給5万円」の仕事ができる人、単なる「働きアリ」で終わる人

構成=編集部
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――時給5万円ですと、そちらを本業にしてしまったほうがいいような気もしますが、やはり副業を本業にすることはリスクがありますか?

越川 確かに時給5万円だと単価は高いですが、営業力がないと1日に何本も安定して仕事を受けることができませんから、本業である程度安定した収入がある上で、追加として5万円が入ってくるときがあるというほうが、バランスは取れていると思います。

 ただ、逆に1日3、4本も時給5万円の仕事がコンスタントに入るのであれば、独立したほうがいいかもしれません。実は、私もそうでした。スポットコンサルの「ビザスク」を登録してみたら多くの問い合わせを受けました。自分の知見が高く売れるということがわかり、独立のきっかけのひとつになりました。

――コンサルのニーズがあるものを探す必要がありそうです。

越川 私の経験上、意外なことがニーズになることがあるんです。たとえば謝罪対応の方法だったり、売り上げを達成するためのモチベーションの上げ方だったり、「確かに必要だな」と思いつつ、できる人が少ないというところでコンサル料が上がるものもあります。

 私自身、マイクロソフトの業務執行役員という肩書きに基づく相談ではなく、どのような経験をしてきたか、どんな苦労を乗り越えてきたか、を聞かれました。自分のさまざまな知見を組み合わせることで市場価値が上がるんだな、と思いましたね。

若手との仕事に対する価値観の差を埋める方法

Q.20人ほどの部署を管轄している管理職です。悩みは、最近の入社してくる若手社員と、それよりも上の世代との仕事に対する価値観の違いです。氷河期世代の私は「自分の仕事を渡したくない」という気持ちで必死に働き、なんとか出世してきました。しかし、今の子たちは仕事に対する価値観がまるで違い、売り上げに対するコミットも薄い。かなりとまどっています。確かに働き方改革では時短労働が重要ですが……仕事の価値観の差を埋めるにはどうすればいいのでしょうか。(41歳・男性・営業部管理職)

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