どんなにイケメンでも、どんなに優秀でも、周囲からは「残念な人」と評価されてしまう人もいる。
服装や態度、仕草など、その理由はさまざまだ。中でも「しゃべり方」はけっこう大事だったりする。 会話には、その人の知性と価値観があらわれる。つまり「付き合いたい人」か「あまり近寄りたくない人」かを、私たちは日々会話の端々から察している。
特に女性は男性のしゃべり方をシビアに見ている。会話の内容から「付き合いたくない人認定」されたら、もう相手にはしてもらえない。たとえば、下記の例に半分以上当てはまるなら要注意。あなたは女性からするとあまり親しく付き合いたくないタイプかもしれない。
女子が嫌う男のしゃべり方6選
・すんだことをいつまでも蒸し返す
「あの時〇〇していたら、今頃は~」が口癖。今さら言っても仕方がないことを言う。相手からすると女々しく見えてしまう。
・なんでも勘繰る
いちいち物事の裏の意味合いを勘繰ってしまい、人の発言をストレートに受け取らない。自意識過剰な人に多い。
・感情に振り回される
その時の感情に任せて、力になれないことに首を突っ込んでしまい、結果的に放り出す。調子がいい時は「いい人」。しかし悪い時は他人に八つ当たりすることも。面倒くさい人間と思われてしまうかも。
・優柔不断ではっきり言わない
決断力がない。一見やさしい人に見えるが「他人任せな人」と評価されることも多い。
・相手が関心のないことを延々しゃべる
相手が会話を楽しんでいるかどうかを想像することができない。自分がしゃべりたいことだけを一方的にしゃべる。
・解釈のレベルが低い
上司が部下を叱っていれば「威張りたいから叱っているんだ」と解釈し、芸術家を見れば「お金が欲しくてやっているんだ」となる。本当はあるかもしれない上司の親心や芸術家の表現欲求にまで考えが及ばない。
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他者への想像力。物事を解釈する知性。決断力。しゃべり方にはその人の性質と頭の良しあしが如実に出てしまう。
『頭がいい人、悪い人の話し方』(樋口裕一著、PHP研究所刊)では、周囲からの信頼を失うしゃべり方、異性に愛されないしゃべり方、「こいつはバカだ」と思われるしゃべり方を多数紹介することで、その反対に他人から愛され、信頼されるしゃべり方をあぶりだしていく。
自分がいまいち、周囲から評価されていないと感じる人は、まず自分のしゃべり方を見直してみてはいかがだろう? 本書を読むと自分では気がつかなかった話し方のクセに気づくはずだ。(新刊JP編集部)
※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。