「どうしてあの人は、あんなに人の顔と名前を覚えられるんだろう?」「取引先の○○さんは今日も話が長いなあ……要点だけ書いてくれればいいのに」「英語の勉強、単語は覚えられるのにヒアリングが苦手。。。」
会社や学校で、自分と人との習熟度の違いや、コミュニケーションのやりづらさを感じること、ありませんか? これは、人それぞれ得意なインプット、アウトプット方法があることと関係しています。
『あなたの才能が10分でわかる40問テスト』(本田真美/著、自由国民社/刊)は、そんな“人それぞれの向き、不向き”がわかる本。これがわかれば、自分にとって効率のいい方法で知識を吸収したり、得意な方法で人に伝えたりすることができます。
■ふだんの行動や子ども時代を振り返ってみると……
テストの内容は、ごく簡単。例えば、
問 初対面の人を覚えるときのポイントは何ですか?
A.顔や雰囲気で覚える
B.名刺の文字で覚える
C.名前の響きから覚える
問 初めて聞いた曲をすぐに口ずさめますか?
A.どんな曲でも、途中からでも、メロディを口ずさめる
B.簡単な曲、あるいはサビの部分ならメロディを口ずさめる
C.まったく口ずさめない
問 あなたの1番古い記憶はいつのものですか?
A.3歳以前の記憶がいくつかある
B.4歳以降の記憶がもっとも古い
C.最近の記憶しか思い浮かばない
といった具合。40個の質問に答えて採点をすると、6つのカテゴリにそれぞれ点が入ります。そのうち最も点数が高いカテゴリが、自分の特長を一番強く表しているタイプです。
■あるある? 意外? 本当の自分って?
各タイプの「こんな人」像を見てみると……
・印象深い出来事は、その瞬間をカラー写真のように思い出せる。
・マンションの間取りを見ただけで、その場にいる気分にひたれる。
・嘘をつくこともアリ、と思う。
・口ゲンカは強い。
・家具を組み立てるときは、まずは取扱説明書を読む。
・カラオケに行ったとき、ハモるのがうまい。
といった行動パターンがズラリ。「あるある」と思わずうなずいてしまうものもあれば、自分では意識していない一面を発見することになるかもしれません。