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知名度はアテにならない!? 自衛したい就活生のための“ブラック企業の見分け方”

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 就職活動の真っただ中のこの季節。

 就活生のみなさんは、説明会に行ったりOB訪問をしたりエントリーシートを書いたりと、忙しい日々を送っていることと思います。

 就職活動の際に不安なのが“ブラック企業”ですよね。

 新卒での就職は一度きりのチャンス。入社する会社は慎重に選びたいものです。

 ブラック企業を渡り歩いた経験を持つ作家・福澤徹三氏による『もうブラック企業しか入れない 会社に殺されないための発想』(幻冬舎/刊)はブラック企業の見分け方からトラブルの対処法、さらにはこれからの時代の働き方まで、仕事に関する幅広いトピックを扱った一冊。

 著者は“ブラック企業”とはあくまで主観の問題であると前置きした上で、“ブラック企業”を見抜くための方法を紹介しています。

■自分なりに会社を“調査”する

 “ブラック企業”を見抜くために何よりも大切なのは、自分なりに会社を“調査”すること。「有名な会社だから大丈夫だろう」「急成長しているから稼げそう」などといった憶測はアテになりません。

 “調査”の上でまず見たいのが、インターネットのブラック企業ランキング。匿名のサイトだけにどこまで正確かはわからないものの、検討の材料にはなります。

 例えば中小企業の場合は、求人広告を見ることも有効です。いつも求人をしている会社は、離職率が高いということなので“ブラック企業”の可能性大といえます。

 また、派手で大きな求人広告で、やたらと好条件を謳っている会社も、要注意です。特に「学歴経験不問・未経験者歓迎」「フレックスタイム制・ノルマなし」などといった文句には気をつけたほうがよさそうです。

■会社の社風を知る

 “ブラック企業”を見抜くためには、会社の社風を知ることも重要です。

 会社の社風を知るためには、実際に会社に行くのがいちばん。受付の対応、オフィスの雰囲気、働いている社員の表情、清掃や整理整頓の状態、IT機器やその他の設備の充実度などを、じっくり観察しましょう。OB訪問を行うのもオススメです。

 また、気をつけたいのが“体育会系”の社風。

 著者によると、“ブラック企業”はほとんどが“体育会系”の社風なのだとか。“体育会系”なのは悪いことではありませんが、根性論を振りかざして過酷な労働を強いる“ブラック企業”もなかには存在します。

BusinessJournal編集部

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