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U・Iターン就職、なぜ関心高まる?正社員獲得、低コスト生活、仕事と私生活の両立…

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「Thinkstock」より
 厚生労働省が発表した3月の有効求人倍率は前月比0.02ポイント上昇の1.07倍で、2007年6月以来の高水準になっています。

 景気回復を背景に企業の採用活動は活発化しており、雇用環境の改善が続いていますが、昨今の雇用環境には従来とは異なるいくつかの変化が見られます。

 まず、主要産業における求人状況を見ると、自動車産業をはじめとする製造業や人材派遣業などが前年同月比10%以上の伸びを示していますが、それらはパートタイムなどの非正規雇用が中心です。正社員の求人状況だけを見てみると、前年同月比で若干の改善傾向にあるものの、0.6倍にとどまっています。

●関心高まる地方での就職

 そのような状況の中、正社員のポストを獲得するために、Uターン・Iターン就職への関心が若者を中心に高まっているようです。

 Uターン就職とは、地方出身者が都会の大学などに進学し、卒業後に故郷に戻って就職することで、Iターン就職とは、都会出身者が地方に移住して働くことを指します。

 今回は、地方に特化した求人情報サイト「ジョブポスト」を運営する人材情報会社ピーエイの執行役員・中村聡氏に、Uターン、Iターン就職のメリットおよび留意点について話を聞きました。

--Uターン、Iターン就職の魅力とはなんでしょうか?

中村聡氏(以下、中村) 地方では、都会と比較して正社員になりやすいという点です。正社員になれば生活も安定するので、都会で非正社員となるよりも、その後の人生設計が立てやすくなるなどのメリットがあります。

--地方では生活が不便なイメージがありますが、そうでもないのでしょうか?

中村 地方といっても今の交通網を考えれば、数時間で都会に出ることは可能です。都会
の喧騒から解放されて、心を和ませられる生活は何にも代え難いものです。

--生活の環境は、都会とそれほど変わらないということでしょうか?

中村 都会のように、休日になるとレジャー施設は大混雑、主要幹線道路も大渋滞ということがありませんから、ストレスの少ない生活を送ることができると思います。

●少ないストレスと低い物価

--ストレスの少ない生活は、地方の一番の魅力といえるでしょうか?

中村 ストレスから解放されることのメリットはたくさんあります。今まで趣味などに没頭できなかった人も、十分に時間と余力を注ぐことができるでしょう。特に、ご家族がいる方にとっては、家庭を円満にするきっかけにもなります。