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友だちはいらない、楽屋あいさつはしない――蛭子能収の「つながらない」哲学と家族観

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友だちはいらない、楽屋あいさつはしない――蛭子能収の「つながらない」哲学と家族観の画像1※画像:『ひとりぼっちを笑うな』著:蛭子能収/KADOKAWA

 11月21日に放送された人気テレビ番組「中居正広の金曜日のスマたちへ」(TBS)に出演し、反響を呼んでいる蛭子能収さん。

 蛭子さんといえば、“ヘタウマ”な作風の漫画、ギャンブルが大好き、とてもマイペース…といったイメージが湧いてくる。特に3つ目のマイペースぶりは、人気テレビ番組「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」(テレビ東京)でも話題になっている。

 そんな蛭子さんの“哲学”を垣間見ることができるのが、今年8月に出版された『ひとりぼっちを笑うな』(KADOKAWA/刊)だ。

 現代は“つながる”ことが大事だとされている。インターネット…特にSNSなどによって場所・時間関係なく多様な人たちとつながることができるようになり、「フォロワー」や「友達」の数がその人のことを表す指標の一つにもなっている。

 しかし、蛭子さんは“「つながる」ことが何よりも大事”という風潮に疑問を呈する。
 「僕はもしかしたら、人一倍警戒心が強くて臆病なのかもしれない」と前置きをした上で、自分の意志とは反する方向に流され、時には悪いことを考えている人たちの思考に巻き込まれ、意図せずに自分も悪さをしてしまうことがあるのではないかと述べるのだ。

 確かに「グループ」や「群れ」に属していると、自然とその集団の思考に感化されていく。しかし、それはもしかしたら自分が本来思っていたことを否定することになるかもしれないし、自由がなくなってしまう可能性がある。

 一人でいること、孤独を知ること。「つながる」時代でそれらは必要不可欠なのかもしれない。

・友だちはいらない
・葬式が“喜劇”に見える
・大きな組織を凄いとは思わない
・楽屋あいさつはしない
・誰かに「嫌われている」と思わない

 蛭子さんは誰かに束縛されたり、自由を脅かされたりすることを嫌う。本書で書かれているこれらの言動は、そうしたブレない“蛭子哲学”に裏打ちされており、その哲学はとても奥深く感じられる。

 また、『ひとりぼっちを笑うな』では蛭子さんの家族観にも触れられている。テレビ番組を見て、蛭子さんをもっと知りたいと思った人は読んでみてはいかがだろう。
(新刊JP編集部)

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※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

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