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椎名民生「不動産ビジネス最前線」

3月は新築戸建て住宅が絶好の買い時!6百万値引きも…東京で1千万円台の戸建て続出

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「Thinkstock」より

 3月は不動産業界にとっても重要な月だ。大手ハウスメーカー、デベロッパーの決算期にあたるためだ。

「3月は売り上げを増やしたい。ですから、成約件数も増えますし、特に3月に在庫をどれだけ抱えているか(在庫率)で次年度の銀行の融資枠が決まってきます。ですから在庫を抱えたくないのです。地域による差はありますが、ハウスメーカー側の声を集めると、交渉次第で1声300万円どころか600万円引きまで可能になるかもしれません。都心に限らなければ価格は安定していますし、今なら新築建売戸建住宅をオススメします。住宅ローンもマイナス金利効果で0.5%を切っていますし」

 不動産仲介業者の三住友郎氏は、このように新築建売戸建住宅の購入が狙い目だと語る。

 なぜ建売戸建住宅か。新築マンションは局地的不動産バブルの影響を受けて高止まりしている。中古もその影響で価格が跳ね上がっているのだ。たとえば、「別冊宝島 危ない不動産」(宝島社)の記事『2010年、2015年中古価格を比較してみた 買ってはいけない 30%アップのバブル状態が続く』では、東京の中央線沿線の同一の中古マンションにおける、5年前の中古価格と現在の価格を徹底比較している。

「つまり、5年前に買った中古マンションを今売ったとして、プラスかマイナスかということだ。総武線側と中央線側を見ると、総武線側は30%台の上昇率も目立ち、中央線側は5~10%(200~400万円)の上昇となっている」(「危ない不動産」より)

 なお、あくまで売り値(売り手の希望価格)にすぎないことに注意したいが、中古マンションもバブルになっていることがわかる。

 さらに、ハウスメーカーは年度をまたいで在庫を抱えていたくないため、売りに積極的で価格交渉にも応じやすいという。

 三住氏によると、最近もっとも業者が利用している不動産情報サイトは、リクルートが運営する不動産情報サイト「スーモ」だという。実際に検索してみると、東京都下で1800万円台までで買える戸建住宅は4722件(土地のみを含む)もある。

 東京都心でマンションを買うことがバカ高く感じられるではないか。
(文=椎名民生)