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残業&がむしゃら働きは当然!を強要するバカ上司!採用試験、「男より女が優秀」が鮮明に

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「Thinkstock」より
「まったく、これだからゆとり世代は……」


 職場や飲みの席などで、20代の部下に対して、こんなセリフを浴びせたことのある30~40代も多いのではないだろうか。上司世代にとって、若い部下への接し方は重要な課題のひとつだが、「ゆとり世代」の部下をバカにした経験のある人は、『男が働かない、いいじゃないか!』(講談社)を読んだほうがいい。

 本書は、武蔵大学社会学部助教で「男性学」を専門とする田中俊之氏が「男性が働くことの意味を見つめ直す」をテーマに、若手ビジネスパーソンに向けて書いたものだ。しかし、ゆとり世代をバカにする上司世代にとっても、非常に有益な内容となっている。

朝起きて「会社に行きたくない…」は正常な思考回路!


「ゆとり世代とは、いわゆる『ゆとり教育』を受けた世代で、一般的に、1987年4月から96年3月の間に生まれた人たち。つまり、現在20歳から29歳の20代のことです」

 そう語るのは、本書の著者である田中氏だ。田中氏によると、ゆとり教育は上の世代が受けた「詰め込み教育」の反動として導入されたもので、「ゆとり世代が上の世代にバカにされたり、責められたりするいわれはない」という。

「私の教え子のなかには、高校の時に教師から『お前たち“ゆとり”は失敗作だ』などと、ひどいことを言われた人がたくさんいます。現在、働き方や会社のあり方は、上の世代が若手の頃と比べて大きく変わってきている。

 そうした世の中の変化についていけない上司世代にも責任があるはずですが、それが全部『今の若手は……』になってしまいがちです。そんな上司のせいで自分に劣等感を抱いてしまう20代を見ているうちに、『こういうことがあってはならない』と思ったのが、本書を執筆した理由のひとつです」(田中氏)

 田中氏が専門とする男性学とは、簡単にいえば「男性が男性であるからこそ抱えてしまう悩みや葛藤に着目した学問」のことだ。例えば、日本の男性が抱える典型的な問題に「働きすぎ」「結婚難」「自殺」などがあるという。

 高度経済成長期以降、日本の社会では、男性は「がむしゃらに働く」ことが美徳とされ、バブル期には栄養ドリンクのCMに「24時間戦えますか」というフレーズが使われたこともあった。

 しかし、田中氏は「朝起きて『会社に行きたくない』と考えるのは、正常な思考回路」と説き、「“残業するのが当たり前”という風潮には違和感を抱く」と語る。

『男が働かない、いいじゃないか!』

「朝起きて、“会社行きたくないなあ”と考えるのは、正常な思考回路です!」

「無職は恥ずかしくありません」

「男なら夢を追いかける!? 止めときなさい」

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