Amazonなどを通して商品を仕入れ、販売するネットビジネスは、その手軽さや参入しやすさもあって会社員の副業として広まりつつある。
このビジネス、始める人のほとんどは「お小遣い稼ぎ」が目的だろう。しかし、中には会社員としての給料をはるかに上回る収益を出す人も。
『1億総バッタ時代~自由になりたかった僕らの独立術~』(サンライズパブリッシング刊)の著者、有本周平氏はネットビジネスで成功。給料以上の額を稼ぎ出すようになると会社を辞め、このビジネスを「本業」にした。「商品の売買」からさらにビジネスの手を広げることで、年収は会社員時代の実に20倍にもなったという。
もちろん、ネットビジネスで収益を上げていくためには、ある程度の道順がある。ここではその一例を紹介しよう。
■まずは輸出・輸入で基本を身につける
他のビジネスと同じく、ネットビジネスも「安く仕入れて高く売る」が基本。つまり、売れそうな商品をリサーチして見つける「目利き」としての力を養うのが第一ステップになる。
ちなみに、国内の商品を国内に売ってもいいが、物価の差がある海外から商品を仕入れたり、売ったりするほうが儲けは大きいという。
■たまったノウハウを発信する
商品の売買である程度稼げるようになる頃には、利益の出やすい商品や、それをどう売るかについての自分なりのノウハウがたまっているはずだ。そのノウハウを商品にするのがネットビジネスにおけるキャリアアップの第二段階である。
ブログやメルマガ、それがうまくいったらセミナーを開くなど、自分のノウハウを発信することでお金を稼ぐのがこのステージである。
■年間契約でマンツーマン指導
ネットでの商品売買のノウハウを商品化できたら、次のステップとなる。それは「コンサルタント」になること。
年間契約で、コンサルタントとしてネットビジネスで思うように稼げない人のサポートをするのがこのステップだという。
■ネットビジネス勝者の証「プロダクトローンチ」とは。
コンサルタントとして実績ができてきたら、ネットビジネスに関しては立派な専門家だろう。これまでに得てきた知識やノウハウを商材として販売し、広く普及させる。これを「プロダクトローンチ」と呼ぶ。
有本氏によると、ここまでこれた人の中には億単位の利益を出す人もいるようだ。
時間に追われたり、嫌な上司に怒られたり、ノルマを押しつけられたり、といった会社ならではのストレスから、有本さんはネットビジネスによって解放され、会社に左右されない人生を手に入れた。
どこまでやるかはその人次第だが、会社員としての生活に不満を感じていたり、もっと収入がほしいという人にとって、ネットビジネスは一つの選択肢であることはまちがいない。
まずは会社で働きながら、副業として始めてみると、これまでには考えもしなかった自分の可能性に気付くかもしれない。
(新刊JP編集部)
■イベント情報
『1億総バッタ時代~自由になりたかった僕らの独立術~』の出版記念セミナーが、7月24日(日)と7月31日(日)の二日間、それぞれ大阪と東京で開催されます。
詳しい情報は公式ページでご確認ください。(http://arimoto-shuhei.com/semi/)
・7月24日(日)/ハートンホテル北梅田 2階ぐんじょうにて14:00~17:00
・7月31日(日)/フォーラム8 1106号室にて14:00~17:00
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※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。