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買いたい本が発売日に書店にない理由が衝撃的…「いい加減すぎる」出版業界特有の驚愕事情が!

文=酒平民 林 賢一/ライター

–逆に、発売日より前に到着した本に関しては、店頭に置くのは発売日まで待つのでしょうか。

担当者 「この日から売ります」と決まっている種類もありますので、そういった場合は、店頭に並べる日を揃えます。

–ありがとうございました。

 このように、雑誌やコミックなどの発売日が確実に決められているもの以外の書籍は、「発売日」の概念がないということだった。

 これには正直、驚いた。出版社が取次に卸す日が、いわゆる「発売日」で、店頭で販売開始される日ではないというのは、ユーザーからすると少しややこしい気がする。

 アマゾンにも同じ日に出版社から卸されているはずだが、そうするともうひとつ悩みが増えてしまう。アマゾンの倉庫から自宅までの配送と、最寄りの書店が店頭へ出すのとは、どちらが早いのかという問題である。だが、それを見極めるのは至難の業のような気がするので、考えないことにする。どうせ、たいした違いじゃない。
(文=酒平民 林 賢一/ライター)

林 賢一

林 賢一

1979年、五反田生まれ。脚本、構成。学生時代から古舘プロジェクトで修業。参加作品は、『トーキングフルーツ』(フジテレビ・火曜深夜24時25分~)、ドラマ『恋とか愛とか(仮)』(広島ホームテレビ・木曜深夜24時15分~)、舞台『古舘伊知郎トーキングブルース2014』、アニメ『脇役目線』(WOWOW)など。映画監督・入江悠と仲間たちによる映画メルマガ【僕らのモテるための映画聖典】で「映画のカット数を数える」という無謀な企画を連載中。

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