「年収300万円時代」と言われて久しい昨今、今の収入でこれから生きていけるのか、不安を抱えている人は少なくないはずです。もし病気になったら…、親の介護はどうするのか…、不安要素をあげればキリはありません。
ところがその一方で、この世の中には年収1億円を稼いでいる人もいます。
例えば、『年収1億円を稼ぐ人、年収300万円で終わる人』(午堂登紀雄著、学研パブリッシング刊)という本では、「年収1億円の人」と「年収300万円」の人の間には、考え方や仕事の仕方、心構えなどあらゆる面で違いがあると書かれています。
もし、もっと年収を上げたいと思うならば、「年収1億円」の人々がどう考えて、どう行動しているのか、学ぶ必要があるはず。今回はその違いを2つ、ご紹介します。
■年収300万円の人は「欲しいから買う」、年収1億円の人は…?
何か物を買うときにどのような基準で手を伸ばすでしょうか。実はここに大きな差が出ると午堂さんは言います。
多くの場合「欲しい」から物を買います。ところが、年収の高い人は「必要だから買う」という判断をするのです。「この出費は自分に変革をもたらしてくれるか」という判断をいつでもするようになれば、自己満足的なお金は使わなくなるでしょう。
逆に言えば、海外旅行など傍から見れば浪費であっても、自分の中で目的を持って旅行に行くことで有意義な出費になります。
■年収300万円の人は「友人と平等に付き合う」、年収1億円の人は…?
友達との誘いも大事にするし、ビジネス仲間からの誘いも大事にする。それが年収300万円の人であれば、年収1億円の人は、付き合う人を選びます。
もちろん、時間やお金がありまるなら平等に接することもできるでしょう。しかし、実際は有限です。お金を稼ぎたいのであれば、稼ぎに直結するような人と話したり、稼ぐことについて考えたり、勉強をしなければいけません。
だから、稼ぎに繋がらない友達付き合いを切ることも出てきます。そういった人間関係のドライさを身に付けることが年収アップの近道なのかもしれません。
いかがでしょうか。年収を上げるために必要なことをしていますか?
やはり、自分を律することが年収を上げる大きな要因になるようです。学ぶべきことはどんどん学び、年収をアップさせていきましょう。
(新刊JP編集部)
*参考記事
低収入の人に特有のお金の使い方(新刊JP)
https://www.sinkan.jp/news/3496
※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。